今回はフラッグフットボールとはどんなスポーツなのかを書きたいと思います。
フラッグフットボールとは
はてなキーワードによると、
フラッグフットボールは、アメリカンフットボールを手軽かつ安全に楽しめるよう改良したスポーツ。
腰にフラッグを装備し、タックルの代わりに相手のそれを奪う。
アメリカンフットボールはアメリカで最も人気の高いスポーツの一つであるが、激しい身体接触を伴う競技であるため、特に日本では男性のスポーツ、大学生・社会人(プロ)のスポーツという認識が強く、多くの人にとって「"見る"スポーツ」ではあっても「"する"スポーツ」からは遠いものであった。
またプレーの激しさの他にも、広い競技スペース、ゲイン・ロスヤードの測定、正確な計時、ヘルメット・プロテクターなどの装具といった、気軽に楽しむには難しい点があった。
そこでさまざまな点を変更・簡素化し、ケガの心配を極力小さくし、年齢、性別に関わらず老若男女が楽しめるスポーツとして考案されたのがフラッグフットボールである。
試合に参加する人数など、サッカーとフットサルの間の関係に似たものはあるが、むしろ「アメリカンフットボールの面白さのエッセンスを取り入れた新規なスポーツ」という方がアメリカンフットボールとフラッグフットボールの関係について正しく表現されている。
とあります。(強調は筆者)
このブログを書くにあたってはじめて見たんですが、ほぼ完璧な説明じゃないかと思います。
基本的にはアメリカンフットボールから身体接触をなくした簡単バージョンのスポーツということなんですが、アメフトの枠よりも広く普及させるという意味でも、そういった説明よりも、上記にあるような「アメリカンフットボールの面白さのエッセンスを取り入れた新規なスポーツ」という表現のほうがよりメジャーになっていくと思います。
アメリカンフットボールの特徴としては激しいタックルを想像する人が多いと思うのですが、フラッグフットボールではほとんどありません。
面白さのエッセンス:ハドル
では、「アメリカンフットボールの面白さのエッセンス」とは何かというと、一番は「ハドル」だと思います。
ハドルとは大雑把に言うと、作戦会議のことで、毎回プレー前に20秒ほど作戦を伝達する時間があります。そこで、誰がどのように動くのかを細かく決めることになります。
サッカーだとピッチにいる間は監督やコーチの指示を事細かく聞くことはできず、刻々と変わり続ける状況のなかでどこまで共通認識をもって対応していくのかポイントになると思いますが、アメフトでは毎回指示を受けられるので、より作戦的な勝ち負けが明確になり、より頭脳戦が展開されます。
フラッグフットボールにもこのハドルがあり、誰がどこに走るのか、どのタイミングでパスを受けるのかなどが決められた作戦を実行します。
作戦が決まっているので、「なんとなくのプレー」がないというのが個人的に一番面白く感じています。
どんな意図をもってどんな作戦を行うのか。その結果どうなって、それはどこがよくてどこが悪かったからなのか。どうやったら負けた試合を勝ちにできたのか。そういったことはいろいろ分析すればわかってきます。
そういった曖昧な領域が少ないなかでどのように相手と駆け引きをしていくのか、失敗すればそのまま自分の責任になるといくはっきりしたところが楽しいと思っています。
あとは、フラッグは5人対5人でやるのですが、選手交代が自由なので、全部出る必要がないというのも好きです。ディフェンスがまったくできなくてもオフェンスができれば活躍できますし、体力なくてもQBぐらいならやっていられます。自分がまさにそれなので。
ということで、フラッグフットボールとは、でした。
自分のチームが大会で優勝したときのムービーを載せておきます。よかったら見てみてください。
Kyohei