今回はこれまでと少し趣向を変えて、フラッグフットボールの新しいルールについて提案したいと思います。
コートの広さ
NFL FLAGの中学生以上のルールではあれば、フィールドの広さは横が30ヤード、縦が60ヤードです。
メートルにすると、約27m×約54mです。
バドミントンコートが13.4m×6.1mなので、横に2面、縦に9面の計18面分なります。バスケコートは28m×15mなので、約4面分です。
NFL FLAGの大会運営に携わっているのですが、この広いフィールドが作れる場所を確保するのに毎回苦労しています。
フィールドが取れないから数試合しか公式戦が実施できていないのですが、公式戦は置いといて多少アレンジしたフィールドの大きさとルールでできるだけ多くの試合ができる機会を増やせたらと考えています。
いま考えているのは、4対4で体育館でフラッグを行う大会です。
外のグラウンドよりも体育館のほうが雨の心配がなく、夜も使えるため、試合で利用しやすいのではないかと考えました。
フィールドはバスケコートを使用します。
photo by Robert Emmerich Photography
横幅が15mと一気に小さくなってしまうので、4対4に変更し、縦幅が28m(31ヤード)なので、ファーストダウンはなし、5ヤード地点から攻撃開始して16ヤード地点でタッチダウン、エンドゾーンが10ヤード。
横幅が狭いためランプレーが出ず、得点まで近いのでロングパスの応酬になるかもしれませんが、できるだけ既存のフィールドを使ってフラッグをするとなればこんな感じになるのかな、と思っています。
バスケコート2面を使うことができれば横幅を28mにして5対5でファーストダウンなしというルールで十分できるのではないかと思っています。
フィールドが狭くてオフェンスが不利過ぎる場合はディフェンスの人数を減らしたほうがバランスが取れて面白いかもしれません。
人数が変わるとその都度作戦を考え直す必要がありますが、そのときそのときの状況によって最適化していく作業はむしろフラッグ的であるような気がしています。
今後、機会があったら体育館での試合を企画したいと思っています。
ということで、4対4@体育館フラッグについての提案でした。
アメリカには「ランジェリー・フットボール」なんてのもあります。日本でもやって欲しいです。