Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)
今回はパフォーマンスについて書きたいと思います。
NFLではタッチダウンやサックなどいいプレーを決めた後に行うガッツポーズというかパフォーマンスがそのプレーヤーの個性になっています。
Cam Newtonならスーパーマン、JJ Wattなら敬礼、Colin Kaepernickなら力こぶにキス、Jimmy Grahamならダンク、といった具合です。
引用:Houston Texans @ Pittsburgh Steelers - Week 7 - NFL-Ireland
自分もこういったカッコいいパフォーマンスできたらいいんですが、あんまりガッツポーズとハイタッチはしたくありません。
「したくない」というと語弊がありますが、基本的にはしないことにしています。
理由はいくつかあります。
プロのスポーツ興行であればNFLのようにパフォーマンスを行って観客を沸かせることも重要ですが、ガッツポーズでダメなパターンはマウンティングか内輪ノリの2通りあると思っています。
野球のメジャーリーグではガッツポーズはタブーとされています。これは相手よりも自分のほうが上だぞとアピールする行為(マウンティング)が相手へのリスペクトを欠いた行為としてされているからだと思います。
また、プロ野球では阪神タイガースが「グラティ」というみんなでスタンドを指差す行為が不評でやらなくなりましたが、これは内輪ノリです。
基本的にどちらのパターンも見ていて不快になるからやらないほうがいいとされています。
アメフトの場合でも、プレー中に相手に何かアピールするように走ったりすることは反則取られますし、事前に用意したようなものはダメというルールもどのリーグだったかあったと思います。
では、フラッグフットボールについてはどうかというと、そこまで派手なパフォーマンスをしているチームはありませんが、何か咎めるルールがあるわけでもありません。
なので、試合運営に邪魔にならない程度にはちょっとくらいはパフォーマンスしてもいいと思っています。
ただ、やっぱり相手にパフォーマンスをやられるとウザいです。負けていると特に。
20人ぐらいサイドラインにいて盛り上がって内輪ネタのパフォーマンスとかするとイライラくるんですが、自然とそうやってイライラさせて試合の流れを掴もうとしているんだろうと思います。そうやって自分たちのペースにしていくのもスポーツですのでそこは否定しません。
ですが、自分はあんまりそういったことはしたくないので、ガッツポーズやパフォーマンスはしないようにしています。
むしろ、どんな難しいパスを決めても平然としていることで簡単に見せたいっていうのを意識しています。
興奮していると冷静な判断できませんし、ガッツポーズしてるヒマがあれば次のプレーを考える時間に使いたいというのもあります。
その結果、毎試合レシーバー陣は4人で喜びながらいろいろやってるなか、全く表情変えずにプレーブック見ながら「1ポイントで」というシーンが繰り返されています。
ハイタッチをしたくないのは単に肩が心配というだけです。
この動画の1:10~のように興奮状態で強くハイタッチすると肩を痛める可能性があるのでやらないようにしています。特にグローブしながらハイタッチするとグリップが効いてしまうので余計危ないです。
いろいろと書きましたが、自分だけ盛り上がっていないのもアレなので、このくらいはやってもいいかなって思っています。
ということで、パフォーマンスについてでした。