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フラッグフットボールやアメフトについてあれこれ書きます。~武器はたゆまぬ K.U.F.U.~

枚方リンクスによるNFL FLAG'16春 南関東大会2日目の試合レビュー

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Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)

今回はNFL FLAG'16春 南関東大会2日目に準優勝された「枚方リンクス」の方に試合レビューを書いていただきました。

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(写真は、枚方リンクスvsリトルトマファミリーズのものです。) 

 

大会1日目のレビュー

今回の試合レビュー記事を書くことになった経緯と中大OBラクーンズによる大会1日目レビューは下記を参照ください。 

qboekendorp.hatenablog.com

 

 

Written by HIRAKATA Lynx.

イーストシニアレイバンズ戦について

Review

枚方リンクスは、昨年8月に結成され、9月からNFLフラッグとFJリーグに参入しています。関西外国語大学OBチームで、ほぼ同じメンバーで、ハドルボウル、ニューエラハドルボウルに出場しています。今後ともよろしくお願い致します。

qboekendorp.hatenablog.com

 

フラッグ経験の浅いチームなので、試行錯誤中ですが、強豪チームは大きく2つに分かれるのではないかと推測します。1つは、ハドルボウルにも出場するアメフトOBが多数在籍するチーム。アメフト経験から、オフェンスプレイも多彩で、ディフェンスアサイメントも多いのが特徴かもしれません。

また、ゾーンの切れ目やマンツーマンの弱点等も熟知しているので、パス成功率も高いと思います。イーストシニアレイバンズ(以下「ERS」)さんは正にこのタイプの強豪チームで、ハドルボウルでの神戸大学さんも含めて、日本一強いチームの1つだと思います。

 

ハドルボウルも含めて、神戸大学さんとESRさんとは初めての対戦となりました。昨秋のNFLトーナメントや東日本大会を観戦した漠然としたイメージは、WRへのロングパスとCへのミドルパスが要所で決まり、いつも大量点で勝利されていました。

またディフェンスはゾーンを基本に集まりを重視したアサイメントが多かったイメージがありました。残念ながら、今回は初戦でスカウティングをする時間も無かったので、上記イメージをベースに対応しました。

 

7月のプレイオフで再戦する可能性があるので、詳しくは書きませんが、Rが早く、プレイが行き詰まり、ドラゴンからのランやフェイクパスに切り替えて、TDが取れた事、要所でインターセプトがあった事が今回のアップセットに繋がったのかもしれません。

このレビューを書く為、動画を何度か見ましたが、お互い、ミスフラッグのほとんど無い緊迫した良い試合だったと改めて感じました。メンバーの人数も含めてまだまだ実力差がありますが、少しでも近づける様に、メンバー勧誘、効率的な練習をする必要があると感じた試合でした。

 

Movie

枚方リンクス vs イーストシニアレイバンズ 160515

 

スーパーフリークス戦

Review

2回戦も初顔合わせの試合となりました。もう1つの強豪タイプである、アメフト経験よりは、若さを生かした、スピードやカットバックを重視したチームの代表だと思います。攻守共に、プレイは比較的シンプルな印象です。

 

本来であれば、短いパスをもらったWRが縦横無尽に走り回る様なチームではないかと思いますが、幸いにも序盤に2本のインターセプトTDで、追う立場になり、ロングパスを多投される事が予想され、ディフェンスも余裕を持ってプレイコールが出来ました。

逆に言えば、スピードを生かした短いパスやミドルパスがあれば、嫌な展開になっていたと思います。

 

初対決の場合は、攻守共に、様々なプレイコールを試し、キーになるプレイが決まったら、徹底的に使う様にしています。恐らく、全てのスポーツの基本でしょうが、いち早く相手の弱点を見つけて、徹底的に攻め続けます。逆に、スカウティングで出来る場合は、アメフト同様に、予め弱点を攻めるプレイコールをいくつか用意して望む事になります。

 

昨秋はこのタイプの強豪である、所沢さん、丸山さんに惨敗したので、良い戦い方のイメージが残りました。

 

Movie

枚方リンクス vs 川崎スーパーフリークス 160515

 

ヌードラーズ戦について

Review

ヌードラーズさんも、ESRさん同様にアメフト強豪タイプだと思います。詳しくは分かりませんが、日大を中心としたオールジャパン級のチームだと思います。1度だけパスを取りましたが、直ぐにフラッグされ、余りの集まりの速さに驚きました。何度か、WRでロングパスコースに出ましたが1度もCBを抜けませんでした。結果、要所要所でパスを通され、フラッグされ、点差以上の実力差を感じました。

 

今回が2度目の対戦で、前回は、Safetyの2点のみで惨敗でした。前回のイメージは、QBがロールしながら、空いているWR/Cに正確なミドルパスを投げ分け、大量点を奪われました。

特にタイミング良く現れるCと逆サイドの遠いWRへのパスが印象的でした。DFは早いRと守備範囲の広いCBのイメージでした。今回も同じパターンを決められ、再度、課題が浮き彫りになった試合になりました。

 

ESRさん同様にメンバーも多く、有明で毎週の様に練習をされており、見習うべき事が多い、憧れのチームです。アメフトであれば、こんな実力差があるチームと試合するる怪我しますが、オールジャパン級のチームと普通に試合が出来るのは、フラッグフットボールの醍醐味ですね。

 

Movie

枚方リンクス vs 東京ヌードラーズ 160515 決勝戦

 

 

Written by HIRAKATA Lynx.

補足解説

強豪チームには2つのタイプがあるというのは、フラッグフットボールならではの分析だと思います。

 

アメフト出身のチームはまずQBがしっかりしていて、プレーコールが的確で、ピンポイントに速いパスを投げ込む、という印象があります。相手プレーへの対応がうまく、だいたいは「いかに相手のいいところを消していくか」という試合になります。

 

一方、アメフト未経験チームはそんなアメフト出身チームに対抗するためにスピードや運動能力を重視するのでまずは「いかに自分たちのいいところを出していくか」ということを考えるので、それがうまくいけば快勝しますし、うまくいかなければ惨敗してしまいます。

 

どちらが強いかという話ではありませんが、自分が所属している「所沢WILD359ers」は後者なので、いいところを活かしつつ、知識や経験をプラスしていくハイブリッド型を目指していきたいと思っています。

 

相手の弱点を探ってグダグダしているうちに試合が終わってしまう、というのがよくあるので今回の動画を見て、試合運びの参考にしたいと思います。

 

ということで、枚方リンクスによる試合レビューでした。

枚方リンクスのみなさん、ご協力ありがとうございました。

Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)