Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)
今回は所沢WILD359ersのパスキャッチ練習の動画を紹介します。
どうやったらパスキャッチがうまくなるのか
大会で勝つためには、どこまでパスキャッチが正確に行えるかというのがかなりの課題になります。
3回しか攻撃権がないないので、パスキャッチ成功率が50%ぐらいだとオフェンスが効率的に進めません。フリーの状態ではキャッチするのは当たり前、厳しい体勢や競り合いになっても50%以上でキャッチできるぐらいではないと勝つのは難しくなります。
では、どうやったらパスキャッチがうまくなるのか。
正直、よくわかりません。
すごく抽象的な言葉であえて表現するなら、自分の形を見つける、ことでしょうか。
では、どうやったら自分の形を見つけることが出来るかというと、より多く数をこなし、いろいろな感覚でのキャッチを試していくしかないと思います。
自分のどの部分でキャッチするといいのか、どの指で挟むイメージがいいのか、どのタイミングでどのように曲がればうまくカットが切れるか、など一つひとつの要素を試していくしかありません。
練習動画
参考になるかわかりませんが、先日の大会後に時間があったのでパスキャッチ練習した様子を撮りました。
正面キャッチ
QBとレシーバーが対面して、レシーバーがQBに向かって走りながらパスをキャッチします。この動画では、パスをキャッチしてから脇に確保するところまでずっとボールを見続けることを意識してやっています。実際の試合のなかではそこまでボールを見ませんが、練習なので極端すぎるぐらいに意識してやってみました。
【フラッグフットボール】パスキャッチ練習 #2 - YouTube
次の動画では、同じやり方からQBは意図的に高めのパスを投げて、キャッチするときの体勢を意識しました。高く浮いたパスをキャッチするときに頭の上で捕ろうとすると身体が反ってしまい力が入らない状態になってしまいます。なるべく顔の前あたりで捕ることを意識します。
【フラッグフットボール】パスキャッチ練習 #3 - YouTube
フックからのキャッチ
次の動画では、「フック」と呼ばれる戻るパスコースを練習しています。本来は5ヤードや10ヤード走ってから戻るのですが、ここでは「振り向いて捕る」ということに特化するために省略してあります。いかに振り向いてからキャッチしやすい、パスしやすい姿勢を作るかを意識します。
【フラッグフットボール】パスキャッチ練習 #4 - YouTube
インからのキャッチ
同様に「イン」と呼ばれる直角に曲がるパスコースの練習です。動画では、右足で蹴って曲がるのではなく、右足は止まるのと方向調整に使い左足でスピードアップさせるやり方を試しています。
【フラッグフットボール】パスキャッチ練習 #5 - YouTube
【フラッグフットボール】パスキャッチ練習 #1 - YouTube
大事なのはとりあえず試してみる
きっとアメフトをやっている人であれば、「これはこうしたらいい」というノウハウがあると思うのですが、それは結局一般論なので、もしかしらた亜流や我流のほうが自分にあっている可能性もあります。
自分はアメフトを知らないので、練習メニューや意識するポイントは他のスポーツのことを参考にしています。「アメフトであればこれが正解だと言われているけど、フラッグならこっちのほうがいいかも」みたいなのが見つかると楽しくなると思います。
とりあえず試してみる、ダメなら他を試してみる。そういった試行錯誤がスポーツの面白さではないかと思っています。
ということで、パスキャッチ練習動画の紹介でした。