RED ZONE

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

RED ZONE

フラッグフットボールやアメフトについてあれこれ書きます。~My Weapon is untiring K.U.F.U.~

理想的なボールキャリアの追い方とフラッグの取り方

 あとで読む

Sponsored Link

Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)

今回はボールを持っているオフェンスプレーヤーのフラッグの取り方、追い方について書いていきたいと思います。

 

f:id:boekendorp:20161116210312j:plain

 

ディフラッグの基本

フラッグフットボールでは、ボールキャリアのフラッグを取ることを「ディフラッグ」、あるいは「フラッグプル」と呼びます。ここではディフラッグに統一します。

 

よりディフラッグを効率的に、かつ確実に行うために意識しなければいけないことは、「ディフェンスプレーヤーが複数人で取りに行く」ことです。いわゆる「囲む」ということです。

 

qboekendorp.hatenablog.com

  

以前の記事で「囲んで取る」「外を切る」ということを書きました。これはボールキャリアを人のない外側にいかせないようにして、内側にいかせるテクニックでした。

 

この「外を切る」ということがチーム全体でできていればディフェンスプレーヤー全員でフラッグを取りに行くことができるので、効率よく確実にディフラッグすることができます。

 

実践編

11月13日の南関東大会の動画で、この「外を切ってボールキャリアを追う」というのがわかりやすい例があったので紹介したいと思います。

 

シチュエーションは1st&15で、ディフェンスチームがリードの後半です。

 

オフェンスから見て右にいるコーナーバック#51(オレンジパンツ)の動きに注目してください。

 

youtu.be

 

リードしているので奥に通されなければOKということで、セットの段階ではレシーバーとの距離は遠目にいます。戦術的には、アンダーゾーン1人、ディープゾーン3人の「1-3 ZONE」だと思います。

 

プレー開始直後は外側のレシーバー#12に反応し後ろに下がっていますが、内側のレシーバー#25がターゲットだと見ると素早く前に出てディフラッグをしています。なんてことないプレーですが、ディフラッグする直前に一度外にいきつつボールキャリアを追っています。

 

前にいたレシーバー#12が少し邪魔になってしまったのか、寄せきれずに数歩進まれてしまいましたが、仮にディフラッグできなくても、#8と#83が後ろで囲む体勢ができているのでロングゲインはされません。

 

f:id:boekendorp:20161116210521j:plain

 

もし、まっすぐに寄せて1、2歩早く寄せることができたとしても、ディフラッグを失敗してしまえば外から抜かれてしまいロングゲイン、下手すれば一発TDされてしまう可能性があります。

 

ポイントはどっちのフラッグを取りに行くのか

「外を切る」のに一番わかりやすいポイントは、レシーバーのどちら側のフラッグを取りに行くのか、です。

 

外を切るためには、常にレシーバーの外側の腰についているフラッグを狙いにいきます。上の状況であればボールキャリアの右腰のフラッグを取りに行きます。

 

外側の腰のフラッグを取りに行こうとすれば自然と外側からボールキャリアから追うことができます。

 

あまり外から取りに行ってもボールキャリアとの距離が離れてしまうので、目安としては、正面から半歩〜1歩ぐらいになると思います。

 

このあたりは状況によっても異なりますが、この距離感を練習でやりつつ掴んでいけると一気にディフラッグの技術が向上します。

 

失敗編

せっかくなので失敗したプレーも例示したいと思います。

 

このプレーは前半最初のシリーズで得点したあとでのトライフォーポイント1点、というシチュエーションです。

 

注目なのが、QB#25(赤ソックス)と左レシーバー#51(オレンジパンツ)のインターセプト後の動きです。

 

youtu.be

 

QB#25は自分なんですが、インターセプトされた後、左レシーバー#51のいるところを考えてボールキャリアの外側(サイドライン側)に入りにいきます。トライフォーポイントなので、エンドゾーンまで持っていかれなければ大丈夫なのように少し深さを取りました。

 

しかし、意思疎通がうまくいかず左レシーバー#51も外側に入った結果、2人ともカットで抜かれてしまいました。本当であればどちらか外側に入って、スピードを落としてから、もう1人が内側からディフラッグをすべきでした。

 

あとから思えば、ディフラッグが下手なQB#25が外側にいこうとすると、外側を一気に抜かれてしまう可能性が高いので、外側は左レシーバー#51に任せて、自分は内側からディフラッグを狙うべきでした。

 

QBの自分としては他のレシーバーがちゃんと追っていてくれていて助かったプレーでした。

 

基本的には、一番ボールキャリアに近いディフェンスプレーヤーが外を切ったほうがいいのですが、個々の能力や状況によって周りを見つつ追い方を考える必要があります。

 

qboekendorp.hatenablog.com

 

普段の練習からこういったフラッグの取り方を徹底することで、一気にディフェンスが強くなると思います。

 

ということで、理想的なボールキャリアの追い方でした。

 

NFLの(非)常識―なぜフィールド上で円陣ハドルを組んだのか

NFLの(非)常識―なぜフィールド上で円陣ハドルを組んだのか

 

 

Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)