Written by HOMMURA Kyohei. (@YouTube&@Twitter&@Facebook)
今回はついに公開されたNFL密着ドキュメンタリー番組「オール・オア・ナッシング」のシーズン4,カロライナ・パンサーズ編について書きたいと思います。
引用:Amazon.com: Watch All or Nothing: A Season with the Arizona Cardinals - Unrated | Prime Video
All or Nothing
毎年恒例でAmazonプライムで配信されている「オール・オア・ナッシング」、シーズン4となる今回はかなり公開時期が遅かったのでもしかしたらないのではないと危惧していたのですが、無事公開されました。
密着チームはカロライナ・パンサーズです。
引用:https://jets94.com/1312748/
パンサーズやこれまでの密着チームについては下記の記事に書きました。
Cam Newton
まだ最後まで見ていないのですが、今回の主役になるのはもちろんキャム・ニュートンです。
引用:https://www.charlotteobserver.com/sports/nfl/carolina-panthers/article222308130.html
彼のプレーの特徴はハイライト見ればわかりますが、いわゆる「モバイル型」とか「デュアルスレッド」と呼ばれるような投げても走っても得点できるQBです。
ただ、これまでそうモバイル型と呼ばれてきたようなQBはクイックネスやスピードに優れていて、ディフェンスに隙があればどんどん走っていくというタイプが多いように思います。
しかし、キャム・ニュートンの場合はクイックネスやスピードが優れているのはもちろんですが、195cm、113kgの体格を活かし、タックルに来たディフェンスをはねのけて進んでいく、これまでにあまりいなかったタイプのQBです。
また、パスもめちゃくちゃ上手いという感じはしませんが、その体勢からそこに通すの?という強肩を活かしたビックプレーを演出しています。
大味な感もありますが、個人的に観戦して楽しいプレーヤーです。
2015年シーズンにスーパーボウル出場、シーズンMVPも獲得し、「勢いのある新人」から「実績のあるトップQB」となり、30歳とそろそろベテランの域に達しそうなニュートンがチームのなかでどのようなリーダーシップを発揮しているのか注目です。
Luke Kuechly
ディフェンスリーダーとしてパンサーズを支えているのがルーク・キークリーです。
引用:https://www.nfl-32.com/entry/2017/03/02/091124
キャム・ニュートンのキャラはだいたい知られているところではあるのですが、キークリーのキャラはそこまで表に出ていないので、今回チーム内でどんな振る舞いを見せているのか注目しています。
ただ、自分が見た範囲ではあまりフィーチャーされていないです。後半の大事なところでの活躍が見たいところです。
Greg Olsen
エピソード1でフィーチャーされたのはTEのグレッグ・オルセンでした。
引用:http://konomi.me/item/I-PA000000000000055359
パンサーズのパスプレーの中心となるプレーヤーで、ニュートンの相棒とも言えるような存在なのですが、2017年は怪我で多くの試合を欠場し、今回の2018年シーズンで復帰したことを取り上げられています。
Julius Peppers
エピソード2では古巣に復帰したジュリアス・ペッパーズがフィーチャーされています。
引用:Panthers' Julius Peppers assists Hurricane Florence victims - UPI.com
なんとなくですがこれまでの「オール・オア・ナッシング」もそうでしたが、いろいろと物語をもっているベテランに大きく光が当てられている感があります。
GMのロン・リベラもあまり出てきていません。キークリーにしてもフィーチャーされずに終わるということはないと思うので、これからどんな展開になっていくのか注目したいと思います。
選手名鑑を片手に見るといいかもしれません。
ということで、NFLドキュメンタリー番組「All or Nothing」シーズン4、カロライナ・パンサーズ編についてでした。