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フラッグフットボールやアメフトについてあれこれ書きます。~武器はたゆまぬ K.U.F.U.~

大会参加のキャンセルについて考えていること

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Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)

今回は大会参加のキャンセルについて書きたいと思います。

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エントリーシステム

NFL FLAG南関東大会では、ワンデートーナメントを何度も繰り返していき、負ければ次の日程にも参加できることになっています。勝てばそれ以降の日程には参加せずに上位大会に進むことになります。

 

参加チームはあらかじめ参加を希望する日程を提出してもらい、会場の都合と合わせてできるだけ多くのチームが、できるだけ多くの日程に参加できるように調整しています。

 

なぜこんな一見変わったシステムを採っているかというと、「この日だけならなんとかメンバー揃うから大会出てみようか」というようにできるだけ参加へのハードルを下げるためです。これがリーグ戦で複数日にわたって参加しなければいけないシステムだとメンバー確保が難しくなってしまいますし、1発トーナメントだとその日に確実に参加できるように調整をしなければいけません。

 

なので、「8回トーナメントやるから日程合う日だけでも出ませんか?」という大会スタンスが、NFL FLAG南関東大会の一般カテゴリについては最適だと考えています。

 

もちろん、もっと試合がやりたいとか、リーグ戦をやりたいとか、レベル別年齢別に分けてとか、いろいろと意見あるのは認識しています。

 

ただ、チーム数がそこまで多くなく、日程希望を見る限りそこまでたくさん出たいというチームはないので、とりあえずはこのシステムを継続していきたいと考えています。

 

キャンセルについて

ここからが本題です。

 

前述のようなシステムなので、ある日程をキャンセルしても次の日程で出ることができます。その日程のトーナメント参加者が減るだけなのでそのまで大会運営について支障はありません。

 

なので、エントリー段階で「人数ギリギリでもしかしたら足りなくなってしまうかもしれない」というチームについては、「あとでキャンセルしていただいて全然構わないのでとりあえずエントリーしてください」と勧めています。

 

今シーズンについても、過去に参加されていたチームに声を掛けて5チームほどエントリーいただきました。結果、そのなかの数チームはキャンセルになってしまいましたが全体から見ると参加チーム数が増えています。

 

この他にも出る予定だった日程をキャンセルということは10以上出ていると思います。

 

ただ、自分がいつも考えているのは、「キャンセルになってしまうことを気にして、エントリーするのを躊躇ってもらいたくない」ということです。

 

せっかく試合ができるかもしれないのに、その可能性を大会運営の都合だけで阻害したくはありません。

 

実体験

こういった考えのもの大会を運営しているのにはキッカケがありました。

 

どのスポーツのどの大会なのかここでは明言は避けますが、自分たちが大会に参加しようとしたときのことです。

 

エントリーが2ヶ月以上前に行わなくてはならず、その段階でどれだけ人数が集まるのか、参加可能なのかというのがわかりませんでした。なので、大会の主催者側に1ヶ月前になれば確実にわかるのでそのタイミングで判断させて欲しい、と相談しました。

 

その結果、返ってきたメールには「エントリーキャンセルは他のチームの迷惑になりますので、よく考えてエントリーしてください」とありました。

 

結果的には当日メンバーは揃っていたのですが、そのタイミングではわからなかったので他のチームと合同で参加させてもらいました。

 

その大会の運営者は別に間違ったことを言っているわけでも融通が利かないわけでもなく、当たり前の対応をされたのだと思いますが、このときの経験から自分が大会運営をするときはできるだけキャンセルに寛容にしていこうと考えるようになりました。

 

ただめんどうなときも

とは言いつつも、大会実施日直前にキャンセルの連絡があるとなかなか面倒なことになります。

 

トーナメントの参加チームが減って、キャンセルが出た試合が不戦勝ということで処理すれば終わりのように思われますが、そうでもないです。

 

1試合少なくなれば審判の割り振りは変わっていきますし、交流戦も組み合わせも大きく変わっていきます。チーム数が偶数から奇数になればかなり複雑に変わります。どのチームも公式戦は連戦にならないように、公式戦の前に審判にならないように、試合間隔が空きすぎないようになど条件つきでタイムスケジュールを組んでいくのはなかなか骨の折れる作業です。

 

他の参加チームについても、対戦相手が急に変わってしまったり、会場の入り時間が変わってしまったり、審判担当の試合数が増えていったりするかもしれません。

 

だとしても、みんなでそれを許容して大会運営をしていきたいと思っています。

 

明日は我が身の可能性もありますし、キャンセルしたチームがもしかしたら参加できた可能性もあったわけなので、南関東大会の参加チーム全体で少しでも多くのチームやプレーヤーが大会に参加できるよう配慮やサポートをしていけたらと思っています。

 

難しいですが、キャンセルしたチームでも4人ぐらいは参加できるプレーヤーがいるわけなので、そういう方々に対して何かできたらなとも考えています。

 

みんながタッチダウンするフラッグフットボールの指導

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ということで、今回は大会参加のキャンセルについて書いてみました。

Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)