Written by HOMMURA Kyohei. (@YouTube&@Twitter&@Facebook)
今回はサングラス着用について書きたいと思います。
Racing Jacket
自分はフラッグフットボールをプレーするのときにはサングラスを着用しています。OAKLEYの「Racing Jacket」というモデルで、レンズは着脱式になっているのでその日のコンディションによってレンズを替えています。
1つは度付きのクリアレンズ。フレームは違いますが、高校で野球をやっていたときからサングラスに度付きのレンズを入れてプレーしていました。普通のフレームと違いってレンズが湾曲しているので視野全体がレンズに覆われるのでプレーしやすく感じています。
もう1つは赤の偏光レンズです。他にも黒のミラーレンズと黄色のレンズを持っています。
直接言われたことはありませんが、こうやってサングラスをかけてプレーしていると、カッコつけだとか、調子に乗っている、みたいなことを思われているかもしれません。
今回はそのへんについて書いていきます。
カッコつけ?
たまたま野球YouTuberの動画を見て、非常に共感したので載せておきます。
サムネイルでは「野球人に伝えたいこと」とありますが、野球をされている人だけではなく屋外でスポーツをプレーしている人すべてに当てはまる話だと思います。サングラスは所謂「カッコつけ」の道具ではないです。
ちょうど水谷選手の報道もあり、目を守ることというのはこれからかなり重要視されていくと思います。
まぶしくないのにサングラスしている意味がないとか、曇りの日はサングラスかける必要ないとか、個人的には前時代的な認識だと思っています。
サングラスの効果
サングラス着用の効果はいくつか挙げられます。
まぶしさを軽減すること、紫外線を軽減すること、視認性を向上させること、粉塵から目を守ること、というところでしょうか。
まぶしさを軽減する効果については誰もが実感できることだと思います。わかりやすいのでサングラスの一番の効果はこれだと思いがちですが、個人的には2つ目の「紫外線を軽減すること」が重要だと考えています。
強い紫外線を長時間浴び続けてしまうと確実に目はダメージを受けます。病気になるリスクもあります。
病気のリスクと言われてもピンと来ないかもしれませんが、もっとざっくり言ってしまうと紫外線をカットすることで疲労軽減の効果があります。
ランニングシーンでスポーツサングラスが手放せなくなる5つの理由
サングラスで疲労が軽減するか?大阪市営バスの運転手が実証実験 - サングラスニュース | GLAFAS(グラファス)- メガネ・サングラス総合情報サイト
これは自分が大会運営しているときに感じます。プレーしていない状況で明らかにサングラスしていたほうが疲れにくいです。まぶしくてイライラすることはない、ということかもしれませんが。
曇りの日についても、晴れの日ほどではないですが紫外線は降り注いでいます。うす曇りで80~90%、曇りで約60%だそうです。
この数字をどう見るかは個人によると思いますが、目が弱い自分にしてみれば憂慮すべきだと感じています。また、他の人の着用についても寛容でいたいです。
視認性についてはフラッグフットボールのプレーにおいてはあまり重要ではないかもしれません。ただ、人工芝でのプレーの場合は跳ね返りでうまく認識できないという可能性もあります。視力が弱いとなおさらその可能性が高くなります。
粉塵についても、土の大会会場で強風が吹くとプレーが困難になるほど風塵が舞い上がることがあります。そうしたときにサングラスしていたほうが目を守れますし、より安全にプレーができると思います。
あと、どこまで効果があるのかわかりませんが、サングラスしていると目線が相手からわからないので、プレーが読まれにくいというメリットもあります。
サングラス着用の必要性
少し話はズレますが、こんな記事がありました。
サッカーであれば元オランダ代表のエドガー・ダービッツがサングラスというかゴーグルをつけてプレーしていたのが有名です。
引用:https://www.jiji.com/jc/d4?p=nth214-edavids&d=d4_ftbnn
この2例はあくまで医学的な理由があっての着用です。だいたいの人がこのような医学的な理由があるのであれば着用することに納得すると思います。そもそも周りが納得する話かという点もありますが。では、同様に「病気の予防」のための着用はどうなんでしょうか。
サングラスのデメリット
NFL FLAG大会において、「倫理規定」ではサングラス着用について下記のように書いてあります。
サングラスの着用禁止について
医学的な配慮からサングラスの着用が必要な場合を除き、サングラスの着用は禁止(安全面)します。この内容はコーチ・選手のみならず、審判も同様に適応いたします。
これについては、前述のとおり「すべての人が医学的な配慮から紫外線のダメージを軽減する必要があるので着用は可能」という話もできなくはないかなと感じてはいます。
ただ、(安全面)とあるように硬いものを身につけていることで接触が起きた場合に大きな怪我を引き起こしてしまう可能性は否定できないですし、レンズが割れたときやエッジが相手に引っ掛かったときはさらに大きな怪我になる可能性もあります。
ですので、個人的には着用したいですが、咎められてもしょうがないかなと思っています。
紫外線についても、ダメージが懸念されるような天気はそもそもプレーしてはいけない日なのかもしれません。
でも、審判はほぼ接触のないので着用していてもあまり問題ないような気がしますが、このへんは高圧的に見えるからというのもあるんでしょうね。詳しいことは知りません。
アイブラック
そこで代替案になりそうなのは「アイブラック」です。
NFL選手などが目の下に黒いシール、もしくは黒く書いているやつです。
引用:https://second-effort.com/goods/eye-black/
たまにつけてプレーしている人を見かけますが、自分はつけたことがないのでその効果についてはイマイチわかりません。
サングラスと同じようにまぶしさを軽減することができるらしいです。
ただ、他の紫外線を軽減すること、視認性を向上させること、粉塵から目を守ることについては効果は期待できません。そもそもまぶしさ軽減も彫りの浅い日本人の顔だと効果はないとも言われています。
自分は普段メガネをかけているのでサングラスをかけることには違和感はないですが、普段メガネをかけておらずサングラスをかけるのに違和感があるという人にはいいのかもしれません。
今年の大会のどのかのタイミングでアイブラックをつけて試してみたいと思っています。
まとめ
冗長になってしまいましたが、サングラスについて人それぞれに事情もあるので、一概にカッコつけと馬鹿にするのはなくなって欲しいです。
地面からの照り返しもあるので、むしろ、小学生とかもプレー中は外すとしても、フィールドにいるとき、外に出るときはサングラスしたほうがいいのもしれません。昨年のようにアホみたいな天気になればダメージも大きいはずです。
安全性以外の理由で着用を咎めるようなことは、先述したような絶対にサングラスが不可欠な人を傷つけてしまう可能性があるように感じます。
そもそもサングラスつけてカッコってついているんですかね。
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ということで、サングラス着用についてでした。