Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)
今回は3回にわたってゾーン・ディフェンスへの対策について書いてきましたが、今回はそのまとめです。
相手がゾーン・ディフェンスで守っているときには、オフェンスは3つの対策があります。
1.数的優位を作る
2.シームを狙う
3.時間差を利用する
ディフェンスの立場からすると、マンツーマン・ディフェンスのときと同様に相手にゾーン・ディフェンスで守っていること、どういった割り振りで守っているかをオフェンスに読まれないようにしなければいけません。
オフェンスのディスガイズ
案外手っ取り早いディスガイズは、ゾーン・ディフェンスで守るつもりでも、スナップ前に「○番!」ってレシーバーを指しながら言うと、たまにマンツーマン・ディフェンスに勘違いされやすいです。
何回かすればバレるので、勝負所だけそうやってやってみたり、マンツーマン・ディフェンスでも同じようなことしたりするとオフェンスが疑心暗鬼になるので、大きな声でいろいろ言えるのでコミュニケーションが取りやすくなります。
自分がQBでよくやるのが、ディフェンスに聞こえる声でオーディブル(レシーバーのルート変更)を叫びます。
相手がQBが「ポストに変更!」って言っていてもそれを信じてポストが来ると待っていればポストじゃなかったときにかなりのピンチを引き起こしてしまうので、案外相手に作戦を聞かれたところで関係ないんじゃないかと思っています。
このへんも駆け引きです。
というわけで、ゾーン・ディフェンスへの対策のまとめでした。