今回は以前にfaceboookでシェアしたことあるんですが、「指導者の度量」について書かれている記事を紹介します。
競技はハンドボールです。
内容は詳しく本文を読んでいただきたいですが、重要な点を抜粋します。
持っている情報をどれだけオープンにするのか。
そこが指導者としての度量でしょうね。
何回か言っていますが、ヨーロッパでは優秀な監督が自分たちがやってるトレーニングや考えていることをオープンにして意見交換をします。
これが指導者養成、指導者講習会ですね。
それを学んだ人が、自分なりにアレンジを加えて、新しいものを発見して、新しいハンドボールになっていくんです。
新しい戦術を守る戦術を編み出して、それでも攻めきれる選手を育成して、戦術を考えるから、ハンドボールが進化、深化するんですよね。
そういう意味では、日本のハンドボールは進化、深化されていますか?
もっと出すべきもの、出した方がいいもの、あるんじゃないですか??
ちっちぇー指導者ばかりだと日本は良くはならないわ。
その小さな世界では勝てるでしょうけど。。。
情報をもっとオープンにして、ハンドボール界全体でよくなっていこう、という話です。
このブログも同じような目的で書き続けています。
記事中に出てくる対戦相手の情報を別のチームに流すことはなんとなくOKだし、そのくらいは大丈夫だと感じていても、ネット上に情報をアップすることに関してはなんとなくNGな気持ちになるように思います。
そのあたりの気持ちの壁を一度壊したいです。
いまフラッグフットボールの技術的な情報、戦術的な情報はほとんどネット上にありません。
フラッグのチームは関東か関西にあるのがほとんどです。
こういった状況で地方からチームが出てくるでしょうか。
将棋の羽生さんがインターネットによる情報収集によってそれまでよりも簡単に強くなることを「高速道路」と表現しました。
将棋が強くなるための高速道路が一気に敷かれたということだと思います。でも、その高速道路を走り切ったところで大渋滞が起きています。
みんながナビなしで一般道を地道に歩いた結果のほうがいい、という人もいると思います。
ただ、そんな環境の競技は普及しません。
ネット以外の方法でもどうやったら高速道路を作ることができるのか、これから考えていきたいと思っています。
Kyohei