昨日の記事で反則された話を書きましたが、ちょうどNFLでも似たような話があったそうです。
スティーラーズのLBアーサー・モーツ(Arthur Moats)がブラウンズのQBマンジール(Johnny Manziel)がフェイスマスクを掴んだ件についてTwitterで謝罪したそうです。
これぞスポーツマンシップ!LBが反則プレイを謝罪 - NFL JAPAN.COM編集部オフィシャルブログ
@JManziel2 Mybad on the facemask bro. No hard feelings
— Arthur Moats (@dabody52) 2015, 11月 15
No hard feelings man just part of the game https://t.co/tlOeLz34Fp
— Johnny Manziel (@JManziel2) 2015, 11月 16
この「just part of the game」という言葉、このケースは反則を受けたマンジールが言ってますが、自分も反則した本人から同じようなニュアンスの言葉を言われました。
この言葉って反則されたほうが赦すときに使う言葉だと思うんですが、不思議な話です。
別にこの件に固執してるわけじゃないんですが、他にも接触したり、パンツを破いたりされて謝ってもらえないケースも耳にしたので相当気分が悪いです。
マナー啓蒙のために以前アルティメットの記事で書いたような対戦相手に評価される仕組みを作ってみてもいいかもしれません。
似たような仕組みで大学アメフトOB対抗のフラッグフットボール大会「Huddle Bowl」ではイエローカードとレッドカードを導入してます。
接触するような危険なプレーをするとイエローカード、2枚でレッドカードで退場処分となります。
ですが、審判していて思ったのですが、はっきり言ってこのカードが抑止力にはなっていませんでした。イエローカードもらっても特に気にしていない様子ですし、レッドカードは審判としては出しにくいし、出されて退場になってもメンバーはたくさんいるから大丈夫、というところなんでしょう。
次回は1月にあるようですが、どんな仕組みになるのでしょうか。
毎年救急車を出しているような大会なので、カード出たら即相手に得点、ぐらいに思い切ってもいいかもしれません。
ちなみに、NFL FLAGの大会規則にもアンスポーツマンライク・コンダクトでレフリーには得点を与える権限も持っています。
明らかに卑怯な行為が試合中に発生した場合は、レフリーは、罰則や得点を与えたり、試合を中止したりするなど、適切と判断するいかなる処置をも行うことができる
レフリーでムカついたらどんどんこの権限を発動していいと思っています。かといって、どこ見てんの?ルール知ってる?ってレフリーもいるのでそんな人にそういった権限を与えるのは危険でもあります。
試合の両チームもレフリーも気持ちよくプレーできるような仕組みを考えたいと思います。
Kyohei