今回は目標設定について書きたいと思います。
フラッグフットボールや他のスポーツをやっていくにあたって、大会での目標やこのプレーをうまくなるといった目標を立てることでそれがモチベーションになります。
アメリカンフットボールは細かな個人成績は記録されますが、下の記事のように「個人スタッツよりもチームの勝利が重要」というような考え方が基本になるみたいです。
その上で、具体的な目標設定をしているという記事です。
記事のなかで出てきた元の記事を見てみると、10コの目標が紹介されていました。簡単なので和訳はしません。
Goal No. 1: Finish with eight interceptions.
Goal No. 2: Finish with 95 tackles.
Goal No. 3: Register at least six sacks.
Goal No. 4: Force three fumbles.
Goal No. 5: To have a 20- to 30-percent completion percentage against him on passes thrown his way.
Goal No. 6: To finish with at least 10-20 pass break-ups.
Goal No. 7: To win Comeback Player of the Year.
Goal No. 8: To win Defensive Player of the Year.
Goal No. 9: To be named First-Team All-Pro.
Goal No. 10: To score three defensive touchdowns.
フラッグフットボールの大会であるNFL FLAG大会では個人成績は記録されないので、なかなか数字になるような目標を立てづらいですが、先日ビデオをもとにレシーバーの獲得ヤード数やキャッチ成功率、タッチダウン数などを集計してみたら、結構やっていたなかでの印象と違うところがあったりして興味深く思いました。
パフォーマンスを上げる目標設定のやり方として「リバーサル理論」というものがあります。
それは緊張の度合いによって目標の設定を変えることによって、よりよりメンタルコンディションにもっていく、ということです。
目標というのは「結果目標」と「行動目標」と2通りに分類され、「結果目標」はゴール、「行動目標」はプロセスにフォーカスします。
「結果目標」はよい興奮状態になりやすい反面、不安になりやすく、緊張が弱いときに設定するのに適しています。
一方、「行動目標」は冷静になりやすいですが、だれてしまうところもあるので、緊張が強いときに設定するのに適しています。
振り返ってみると、緊張の度合いが弱い試合や練習のときに一気に自分のパフォーマンスが下がるんですが、こういった目標設定をせずに臨んでしまっていることが原因なのかもしれません。
チームとしての結果目標、行動目標、その達成のための個人の結果目標、行動目標とそれぞれ立てて、その試合によってどれにフォーカスしていくのか、というのを考えていくのがいいのではないかと思っています。
ということで、パフォーマンスを上げる目標設定についてでした。