Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)
*丸田選手のTwitterに関して追記があります。すでにこの記事をお読みの方は下記のジャンプリンクより追記部分のみで構いませんので、必ず読んでいただきますようお願いいたします。
今回はアメフトやフラッグが復興する方法について書いていきたいと思います。
facebookには「日本のアメフト復興会議」というページがあり、そこにはたくさんの人が参加してあれこれやりとりをしています。そうやって何かを変えるためにアクションしていくのは大事なことだと思っています。
https://www.facebook.com/groups/183722265012440/
日本のアメフト復興会議@facebook
このページの説明にはこうあります。
アメフトOB・関係者の皆様
「日本のアメフトはレベルは高いのに、今一つ人気が付いて来ない。何とか出来ないだろうか?」~卒業してXX年経って、居酒屋でこんな会話をした事ありませんか?でも仕事が忙しくて時間がない。同期も卒業してバラバラで、なかなか集まれない。だからこれまで何かしたくても、具体的に実行に移す事が出来なかった、って事ありませんか?
私もFacebookを使い始めて間もないのですが、チームや年代を超えて友人の輪が広がっていくにつれ、このような問題の一つを解決できた気がしています。即ち時間と場所の制限なく、多くの人が集まって一つの目標に向けて行動を起こすきっかけが出来たと思っています。皆さん卒業してXX年経ち、社会の様々な分野で活躍されていると思います。その中のほんの少しだけ、日本のアメフト人気復興に向けて貢献しませんか?幸い皆さんよくご存知の通り、アメフトはルールさえ理解してもらえれば、恐らく地球上で一番面白いスポーツだと思います。例えばアイデアのある人はアイデアを、人脈のある人は人脈を、時間のある人は時間を、地位のある人は地位を、観客を動員できる人は観客を、等々。出来るだけ沢山の方に「日本のアメフト復興会議」に参加してもらい、ほんの少しづつでも貢献してもらえる場所にしたいと思います。
2ヵ月後には世界大会(オーストリア)も始まります。皆さんで色々な戦略を持ち寄り、2012年1月のライスボウル前後に東京で第一回会議を開催、戦略を実行に移し始める事を目標にしたいと思います。それまで皆さんにお願いしたいのは以下の通りです。
1.この掲示板に日本のアメフト人気復興に有効と思われる戦略をどんどん書き込んでいって下さい。「私はXXを提供します」「XXなら出来ます」なども大歓迎です。
2.皆さんのご存知のアメフトOB、関係者等を出来るだけたくさん、このグループに参加してもらって下さい。
チームや年代の垣根を取り払う事、一部の人に負担が偏らないよう配慮する、をルールにしたいと思います。
皆さん、色々な面でアメフトにはお世話になったはずです。XX年経った今、恩返しに向かって一歩を踏み出しましょう!
2011年5月5日
堀古英司(NY在住・関学88年卒)
「人気復興」とありますが、アメフトが人気があった時代ってありましたっけ?というのは置いておくとして、現状のアメフトの状況を変えようと思っている人は少なくないはずです。
個人的には、「ルールさえ知っていれば理解してもらえれば、恐らく地球上で面白いスポーツ」という点に関しては同意しかねますが、せめてラグビーと混同されない程度には人気があっていいかなと思っています。
では、どうしたらいいでしょうか。
できることを集めていく
「できることを集めていく」ということに尽きると思います。
ラグビーのように突然認知度が高まることがあるかもしれませんが、なかなか意図的にブームを作り出すことは難しいです。
よく「協会がー」とか「テレビ中継があったらー」とか言いますが、そんなこと言ってもはじまりませんし、事態が急変することはありません。
できることはないかと考えたときにはじめたのが、このブログです。ネットにたくさん情報があることで、少しでも興味持った人がスタートしやすくなればいいなと思っています。
ちなみに、「バスケのゾーン禁止」について書いた記事は実は一番継続的に読まれている記事です。そのついでにアメフトやフラッグの記事を読んでもらえることもあります。
このブログを書いてる方は知り合いなんですが、女性を集めて試合を観たり語ったりされています。
この時代、誰だってメディアを持って発信できます。
極端な話、協会がちゃんと情報を発信してくれないなら自分でサイト立ち上げて、協会よりも大きな影響力を持てば解決します。ゴールデンタイムでテレビ中継してもらうよりも、人気YouTuberになってアメフト宣伝したほうがよっぽど波及力あるかもしれません。
何かやるのにお金がかかるならクラウド・ファンディングできます。
誰かをサポートする
そんなことやってるヒマはないよって方もいると思います。そんな人は、やっている人のことをサポートしましょう。
ブログをfabebookやTwitterで拡散すればより多くの人の目に留まるかもしれません。
少しばかりのお金を支援すれば、その人の経済負担が軽くなるかもしれませんし、そのお金を使って何か企画ができるかもしれません。
そんな力があるようなSNSは持ってないし、お金に余裕がないという人もいると思います。だったらモチベーション面でサポートしましょう。
ブログだったら「いつも読んでます!応援してます!」とコメントしてもらえるだけで嬉しいです。確実に読者がいる、楽しみにしてくれる人がいる、と思うだけで頑張れます。
そういう積み重ねが「できることを集めていく」になっていきます。
国内アメフトプレーヤーとのTwitterでのやりとり
少し話題を変えます。
先日のスーパーボウルの記事のなかで栗原選手のツイートについて書きました。
このツイートです。
勘違いしないで欲しい。
— Takashi Kurihara 栗原嵩 (@TeeKeyy) 2016, 2月 8
スーパーボウルはハーフタイムショウが凄いんじゃない、ここまで来た両チームの戦いが凄いんです。もっとスーパーボウルのアメフトの戦いに注目して。
このツイートに対して、自分は以下のようにリプライしてみました。
@TeeKeyy 「アメフトの戦いに注目して」で注目する人はあまりいないと思います。それよりも、両チームの戦いのどこが凄いのかを説明して注目してもらう、という方向性のほうがアメフト界のためになると思います。
— 本村 恭平 (@boekendorp) 2016, 2月 9
栗原選手はWRのクリニックを開催していて、過去にレシービングの技術についてツイートされていたので、スーパーボウルの試合のなかでこのプレーはこういう技術が詰まっていて凄かった!って教えてくれたら興味持つ人たくさんいるだろうな、と考えました。
教え子達へ、奥のNo2のリリース、これが正面攻めて飛ぶってイメージのリリース。 https://t.co/YfkRH8e9B4
— Takashi Kurihara 栗原嵩 (@TeeKeyy) 2016, 1月 6
俺の教えてるWR達へ
— Takashi Kurihara 栗原嵩 (@TeeKeyy) 2015, 12月 21
こういうことです。
ポスト入る前の動き。いつも言ってるやつね。これで引き離せる。https://t.co/RukDaKaKUJ
自分でちょっとミスったなって思ったのが、このツイートは教え子に向けてなので、こうした話をすることで普及につなげようという考えはお持ちではなかったのかもしれないということと、「アメフト界のためになる」という部分で、ここは「アメフトに新しく興味持ってくれる人が増えるかもしれませんよ」ぐらいにしておけばよかったです。
ただ、「アメフト界」という言葉を使ったのは直前に栗原さんがこんなツイートされていたからです。
アメフトの名前を使っているのならちゃんとアメフト界を理解してから発言して下さい。私は日本アメフト界の発展のために全てを注いで頑張ってますので。以上です。 https://t.co/odLuNRI0HU
— Takashi Kurihara 栗原嵩 (@TeeKeyy) 2016, 2月 9
これはこのツイートに対するリプライでした。
@TeeKeyy @elevendango アメフト発展のために、先のなでしこJapanやラグビー日本代表から学ぶべきと思います。澤さんや五郎丸さんは果たしてSNSで勘違いしないで欲しい、などとコメントするでしょうか。栗原さんのことをアメフトファン皆が見ています。頑張ってください
— アメフト情報局 (@footballerchann) 2016, 2月 9
会話を遡ってみると、どうやらこういうことらしいです。
@footballerchann 本質を何も分かってないですね。確かにハーフタイムショウで気を引くのはありかもしれません。ただ色々なメディアやアメフト関係者までもがまずハーフタイムショウがどうのこうの言うのは疑問です。僕らみたいな立場の人はスーパーボウルの本質を伝えていくべきです
— Takashi Kurihara 栗原嵩 (@TeeKeyy) 2016, 2月 8
栗原選手の言いたいことはわかりますが、「スーパーボウルの本質」をもっとうまく伝えて欲しいと自分は思ったのですが、「アメフト界を理解してから発言してください」なんて言われると、なんか嫌な感じがしました。
これらのツイートが自分の気持ちを代弁してくれています。
@TeeKeyy 五郎丸ポーズもなでしこ選手の可愛さも本質じゃない。そこばかり注目されて言いたい事もあるでしょう。それでも彼らはツイッターで「全く本質を理解してませんね」みたいな事は言わない。栗原さんはアメフト界の彼らの様な存在になり得た人なだけに、残念です。
— Torarinrei (@torarinrei) 2016, 2月 9
アメフト普及に尽力してますとか言いながらすごく閉鎖的な物言いをしまくるのが日本のアメフト界のトップ選手なんだからまぁ普及は厳しいわね
— gotu (@Gotu7891) 2016, 2月 9
言いたいことは分かるけど、何を今更感。ワールドシリーズ、NBAファイナルだって取り上げられるか微妙な時代。ハーフタイムショーだけでも取り上げられるだけマシだよね。圧倒的に日本じゃマイナー競技なのに。要は視聴者が興味ないから試合は取り上げないだけでしょうテレビ局としては…
— mliteplz (@mliteplz) 2016, 2月 9
結局、栗原選手からは返信はもらえませんでしたが、キッカーの丸田喬仁選手から引用RTをいただけました。そのツイートは削除されてますが、彼のコメントには、
「トッププレーヤーになって自分でそうすればいいのに #今日のパンチライン」
とありました。
大好きなライムスターと並んで彼の#今日のパンチラインに選ばれるのは光栄です。
「よく見ときな 最後にはどちらの勝ちか アマノジャクたちの価値観
— maruta takahito (@tomahawk_dl_k) 2015, 9月 13
なにせ 行く手はエラク遠距離 足跡からも学ぶぜ謙虚に」http://t.co/WrPXrrogcw#今日のパンチライン
自分はトッププレーヤーになるつもりはないですし、トッププレーヤーでなくても、ホントはトッププレーヤーにやって欲しいようなことを素人の自分がこのブログで書いています。
あーだこーだ言うよりも、自分で行動行動。他人は鏡だから色んな人から学べるな。
— maruta takahito (@tomahawk_dl_k) 2016, 2月 9
記事の前半にこれと同じ趣旨のことを書いていますが、栗原選手に何かを求めるとか、自分自身が徹底できていなかったようです。もしかしたら栗原選手なら……と思い提案したのですが、自分も「協会がー」「テレビ中継があったらー」などと同じレベルのことを言ってしまったようです。
シンプルに考えて
— maruta takahito (@tomahawk_dl_k) 2016, 2月 9
批評家気取りの「アメフト界の為に」と栗原さんの「アメフト界の為に」では、どっちが重いかって言ったら一目瞭然。
俺もヘイターにやんや言われるくらいに頑張ろう。
そして、その結果、「評論家気取り」と「ヘイター」の認定をいただき、ブロックされました。
ヘイターをブロックしてたらやんや言われませんが、どうしていくつもりでしょうか。
Twitterでイライラした俺がバカでした。こんなの遊びでしかないのに。
— maruta takahito (@tomahawk_dl_k) 2016, 2月 10
Twitterは遊びらしいので、もう何も求めないようにします。反省してます。
(追記)
その後、丸田選手のTwitterより誤解があったことがわかりました。
言いたかったのは「栗原さんにばかり押し付けないで、自分のフィールドでやりましょう」と言う事です。
— maruta takahito (@tomahawk_dl_k) 2016, 2月 11
SNSで軽率な行動を取ってしまい、お見苦しい姿をお見せして大変申し訳ございませんでした。
— maruta takahito (@tomahawk_dl_k) 2016, 2月 11
でも、趣味でやってるTwitterの過去のツイートを引っ張ってこられちゃうんですね笑 恥ずかしい
という事で
— maruta takahito (@tomahawk_dl_k) 2016, 2月 11
キッキングアカデミーで夏にNFL選手と本場のコーチを呼んでイベントをする為に、ミーティング中です。
ホンモノのキックを多くの人に見て欲しい。ホンモノの技術を広めたい。
会社辞めたり人生かけてリスク背負って
— maruta takahito (@tomahawk_dl_k) 2016, 2月 11
想像を超えるハードトレーニングをほぼ毎日
酒甘いもの揚げ物なんかは絶対食べれない。
旨味の少ない鶏肉ばかり
たまに飲んだクリーム乗ったスタバのラテUPしたら批判され
それでも盛り上げようと自らメディアに出て
経験を伝えようとクリニックやって
他にも苦労なら山ほど。誰にも真似できないくらいストイックにやってる栗原さんを身近で見てきたので、栗原さんの発言が正しいか正しくないかは別として、栗原さんがまずリスペクトされずに言われたい放題っていうのは我慢できなかった。感情的になり反省してますがそこだけ少しわかってほしいです。
— maruta takahito (@tomahawk_dl_k) 2016, 2月 11
以前書いたブログ route to roots… https://t.co/xe6Zluzvlg
— maruta takahito (@tomahawk_dl_k) 2016, 2月 11
新しい記事に丸田選手のやっているブログや「Japan Kick Academy」について書きましたが、丸田選手や栗原選手はアメフトが復興するためにサポートしていかなければいけない選手です。
丸田選手へ 「『アメフトが復興する方法』記事について」 - RED ZONE
今回、行き違いがありましたが、今回の記事のせいで彼らへのリスペクトを失ってしまったのなら認識を改めていただきたいです。
「RED ZONE」をサポートいただける場合
さて、丸田選手が仰る通り自分ができることをやっていきます。
アメフトやフラッグの普及のためにいろんな人がいろいろやっている方がいるなかで、このブログ「RED ZONE」や筆者である本村恭平をサポートしていただける場合についてご案内します。
情報発信のサポート
このブログに寄稿してください!テーマに特に指定はありません。
例えば、「アメフトの好きなところ」とかでも構いません。読んだ人が、こういう楽しみ方があるのか!と思って読んでもらえる可能性は大いにあります。
何となく書きたいことはあるけど、新しくブログ立ち上げるほどではないかな、と思っている人は是非1回だけでも書いていただけると嬉しいです。技術的なことはすべてこちらでするので、テキストさえいただければ大丈夫です。
facebookもしくはtwitterにてご連絡ください。
https://www.facebook.com/boekendorp
https://twitter.com/boekendorp
経済的サポート
別サイトより私にお金が送れます。一口250円~になっています。支援いただいた方にはオマケですが、所沢WILD359ersが2014年のNFL FLAG日本大会に出場したときのプレーブック(作戦シート)が見れるようになっています。
拡散サポート
記事が更新されれば毎回本村本人のFacebookとTwitterで発信するので「いいね」やシェア、RTなどをしてください。自身のツイートやブログなどにURLを貼るのでもOKです。
https://www.facebook.com/boekendorp
https://twitter.com/boekendorp
あとは、チームのメンバーに広めるというのは嬉しいです。知り合いのチームがこのブログを読んで、書いてあるテーマをみんなで取り組んでいるという話を聞いて非常にモチベーションになりました。
ちなみに、facebookは公開設定にしているので友達になっていなくても投稿は見ることができますし、フォローもできます。友達申請は共通の友達がいる方やメッセージをいただいた方は基本承認しています。
モチベーションサポート
前述の通りFacebookやTwitterを公開しているので、コメントやリプライ、メッセージなどいただけると嬉しいです。
先日、高校の野球部の先輩から急にメッセージが来て、「フットボールわからないけど読んでいる」と言われてかなり嬉しかったです。
NFL FLAG大会の2016年シーズンがもうすぐはじまるので、より多くのチームとプレーヤーがエントリーしていたたけると嬉しいです。南関東地区のエントリーや日程についてはここのfacebookページより告知します。
https://www.facebook.com/groups/1649883621901568/
他にもアメフトに関してブログを書いている方がたくさんいるようなので、よかったら見てみてください。
ということで、アメフトを復興する方法でした。