Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)
「ディーコン・ジョーンズ賞」、「ウォルター・ペイトン賞」に続いて今回は「アート・ルーニー賞」について書いていきたいと思います。
引用:'NFL Honors': Larry Fitzgerald Wins Art Rooney Award — NFL RUSH
アート・ルーニー賞とは
アート・ルーニー賞とはフィールド上で最もスポーツマンシップを発揮したプレーヤーに贈られる賞です。
2014年シーズンからはじまっており、NFL殿堂入りメンバーであり、ピッツバーグ・スティーラーズのオーナーだった「アート・ルーニー(Art Rooney Sr.)」の名前が冠されています。
引用:Art Rooney
Art Rooney - Wikipedia, the free encyclopedia
歴代受賞者
2014年からはじまった賞なので歴代受賞者は2人しかいません。
2014年 ラリー・フィッツジェラルド
引用:Cardinals Need Larry Fitzgerald, Cap Room - Today's Pigskin
2015年 チャールズ・ウッドソン
引用:Charles Woodson, Raiders won't babysit Aldon Smith; 'He's a grown man' - Sportsnaut.com
名プレーヤーが2人受賞しています。
受賞すると、そのプレーヤーが選んだチャリティ団体に25000ドルが寄附されます。
Jリーグの場合
ちなみに、日本のJリーグの場合、フェアプレー賞(高円宮杯)とフェアプレー個人賞という賞があります。
フェアプレー賞(高円宮杯)
年間の反則ポイント(警告は1点、退場は3点などといったチーム累積点数)が最も低かったチームに贈られます。
J1で最も反則ポイントが低かったチームには高円宮杯が贈られます。歴代では2012年から2015年まで4年連続でサンフレッチェ広島が受賞しています。
フェアプレー個人賞
個人賞はJ1で年間無警告・無退場だった選手のなかから選考委員より決定される賞です。1996年の初受賞者は浦和レッズの野人・岡野雅行選手です。
引用:【画像】岡野雅行 /浦和レッズ ACL第1節 - ライブドアニュース
ということで、個人の名前が冠してあるNFLの賞について3回にわたって書いてきました。
NFLには他にも単純な成績のタイトルではない賞があるみたいなのでまた紹介したいと思います。NFLが何を表彰するかで、何を評価しどんなリーグにしたいのかが見えてくるような気がしています。
そういったものは、日本のアメフトやフラッグフットボールの大会においても参考になると思っています。