Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)
今回はオススメのサッカー漫画「Giant Killing」について書きたいと思います。
引用:Amazon.co.jp: GIANT KILLING(3) (モーニングコミックス) 電子書籍: ツジトモ, 綱本将也: Kindleストア
Giant Killingとは
かなり有名な漫画なので説明は不要かもしれませんが、このブログの読者は違うほうのFootballばかりやっている方々だと思うので一応しておきます。
「Giant Killing」とは現在もモーニングで連載されているサッカー漫画です。通称「ジャイキリ」と呼ばれています。
タイトルになっている「Giant Killing」とは「大番狂わせ」の意味で、ある弱小チームが主人公である監督の助言などをキッカケに大番狂わせを起こしていくというストーリーになっています。
弱小チームが強くなる、というと王道的な「努力vs天才」みたいな構図になるかと思われるかもしれませんが、そうではなく監督を中心とした巧妙な策略やゲームプランによって大番狂わせを起こしていきますし、起きないときもあります。
「アイシールド21」で例える
ここでは登場人物を、手を使う方のフットボール漫画「アイシールド21」に例えてみたいと思います。
主人公 達海猛=ヒル魔
引用:弱いチームが強い奴を倒すから勝負は面白い-『GIANT KILLING ジャイアントキリング (1)-(29)』 - すごないマンガがすごい!
主人公の監督:達海猛はヒル魔みたいな人です。好戦的であり、戦略家であり、足りない部分を頭で補って、スリルやリスクを楽しさに感じられるようなタイプです。
彼は現役時代はいずれ日本代表の中心になるだろうと思われていた才能に溢れるプレーヤーだったのですが、海外移籍した先で怪我をしてしまいプレーヤーとしての道を絶たれてしまいます。
しかし、そのまま監督に転向しプレミアリーグで成功を収め、古巣に復帰するところが物語の最初になります。
あとでこんな展開もあります。
引用:モイーズ監督退陣!達海監督のモデル「ファーガソン監督」熱望論ふたたび。 | 大阪兵庫のライター・椿による仕事や転職、趣味を書きつづるブログ
もう1人の主人公 椿大介=セナ
引用:躍動するチームとまとまり始めた応援団の巻「GIANT KILLING・26巻」 - 無駄話
監督の達海猛が主人公と書きましたが、プレーヤーにもう1人主人公がいます。それが椿大介です。彼はまさにアイシールド21のセナのような存在で、とにかく弱気だけど強くなりたいという気持ちを持っていて、足の速さ、縦への突破力という誰にも負けない長所を持っています。
しかし、緊張してすると全く能力を発揮できないメンタルの弱さも持っています。
そんなメンタルの弱さを達海猛の「お前の頭の中のジャイアントキリングを起こせ」という言葉で徐々に克服していき、チームに欠かせない存在になっていきます。
まだまだ魅力的なキャラはたくさんいますが、書いていくとキリがないほどすべての登場人物のキャラが立っており、主人公チーム以外の話でも楽しく読めます。というか、他のチームのほうが好きという人も多いと思います。
アメフトやフラッグが好きなら好きなはず
「Giant Killing」の一番の面白さは当然「弱者がどう強者に立ち向かうか」という点であり、そのためにどんなゲームプランや策略を持って挑むのかという点です。
「キャプテン翼」のような非現実的なスーパープレーが出てくることなく、現実と地続きでのサッカーが展開されるので、「Giant Killing」を読んだあとにサッカーを見ると視点が変わるかもしれません。
アメフトやフラッグのような戦略的な話がサッカーでもこうやって起きていくのかということがこの漫画でわかると思います。
自分は大会前によく一気に読んで、相手をゲームプランを立てて相手に勝つイメージを膨らませるのに使っています。とにかく戦略的なことへのテンションが上がります。
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そんな「Giant Killing」いまなら無料で読むことができます。
Giant Killing vol.1
1巻では達海が監督に就任し、いきなりレギュラーチームvs補欠チームでレギュラーを賭けた試合をします。どんな基準でレギュラーを選ぶのかがそのままどんなチームを作るのかに直結します。どうチーム作りをしていくのか注目です。
Giant Killing vol.2
2巻ではチームがキャンプにいくのですが、初日のメニューはまさかの「自習」。その意図とは何なのか。そして、プレシーズンマッチでの東京ダービーでジャイアントキリングは起こせるのか、注目です。
Giant Killing vol.3
3巻ではプレシーズンマッチからのシーズン突入で、達海が周囲にいろいろとビックマウスを振りまきます。自分たちにプレッシャーを掛けながらそれを愉しむ姿勢はまさにヒル魔と一緒で、ワクワクさせてくれます。
注意!無料なのはKindle版のみ
今回無料で読むことができるのはKindle版のみです。書籍は安くなっていません。
Kindle版といっても端末のKindleがなくても、iPhoneやAndroidにKindleのアプリを入れれば読むことができます。アプリも無料です。とりあえず、3刊までお試しで読んでみて気に入ったら下のリンクから続きを買うのがいいと思います。
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指導者、プレーヤー、観戦者、いろんな目線を読者に与えてくれるので、どんな人でも楽しむことができる作品だと思います。オススメです。
また、周辺本もオススメです。
今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀
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ということで、「Giant Killing」についてでした。