Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)
今回はグローブへのこだわり、ということでフラッグフットボールのグローブではなく、自身が学生時代にやっていた野球のグローブについて書きたいと思います。
はじめに
自分は小学生から高校生まで約9年間ほど野球をプレーしていました。
その間に使用していたグローブは、小学生のときに1個、中学生のときに2個、高校生のときに4個の合計7個です。
中学までは軟式用を、高校からは硬式用を使っており、ポジションが変わるとそのポジションに合ったグローブを用意するので9年間で7個というのは多くも少なくもないぐらいだと思います。
今回、手元に最後に使った2個があったので、紹介したいと思います。
フラッグフットボールと違って、野球はグローブやバットなど「用具をうまく選んで使う」という余白があるのが面白さの一つです。
内野手用グローブ@ミズノ
高校1年の冬にとにかくイカツイのが欲しくてミズノのオーダーメイドで制作しました。この手の甲のスタイルはピッチャーや外野手に多いスタイルなんですが、そこを敢えて内野手用に採用してみました。
ダルビッシュ選手も同じスタイルのグローブを使っています。
このスタイルにするとグローブ全体のフィット感が向上する気がするのと、人差し指を自然に出すことができます。
ウェブも内野手ではあまり見ない形を選んだのですが、これはポケットの深さの調節がしにくいので失敗でした。でも、イカツイからOK。
サイズはセカンド用にしてもかなりの小さめです。捕球面も小さくて、芯も硬いです。
いまはペラペラで柔らかくて広いグローブが流行っていますが、当時の自分は握力がないので柔らかいとボールがなかで遊んでしまう感覚があってカッチリなグローブが好きでした。
外野手用@ジームス
高校2年の秋からはセカンドからレフトにコンバートしたので、外野手用のグローブを購入しました。
今度は形はそこまでイカツイものにしなかったのですが、当時知る人ぞ知るぐらいだった「ジームス(Zeems)」製のものを使いました。当時、ジームスを使っている選手はほぼいなかったように思います。
野球をやったことがない人はあまり知らないと思いますが、外野手はグローブを広くパカパカさせるために、指の入れる位置をズラして着けることがよくあります。
人差し指の穴には指を入れず、本来小指を入れるはずの穴に小指と薬指を入れています。
内野手用の延長ぐらいのイメージで使えるようにこのグローブもそこまで大きくなく、横も狭めな感じです。
ウェブは内野手用と少し似ていますが、パーツが独立しているのでレースを調節すれば広くしたり狭くしたりできます。はじめての外野手用でしたが、かなり使いやすいグローブでした。
インナーグローブ
人によってはグローブをしている左手に手袋を着けます。これはグローブとの密着感を高めたり、汗を吸収する役割があるのですが、自分はちょっと変わったものを着けていました。
もう10年前に使っていたものなのでボロボロですが、指先部分がなく手の甲だけ汗を吸ってくれます。手のひら部分もないので、捕球感覚を邪魔することもありません。
これはいまは売っているかどうかわかりませんが、当時ジャイアンツで活躍していた仁志敏久選手が使用してたものがモデルになっているそうです。
引用:名手・仁志敏久 ( 野球 ) - 夢みることは叶うこと - Yahoo!ブログ
という感じで多少こだわりをもったグローブを使って野球していました。
いまは当時よりももっといろいろな選択肢がありますし、情報もたくさんあるので、いまの高校生とかはもっとこだわって使っているだろうと思います。
グローブ1つ取ってみてもいろいろな話ができるのは野球の好きなところです。
フラッグフットボールのグローブ
フラッグのグローブについてはあまりこだわって使っていません。そもそもQBなので、ディフェンスのときに怪我しないように着けているぐらいです。
「デザインはメンタル」ってことでその日の気分やテンションによって赤とピンクどっち使うか、ナイキとアンダーアーマーどっち使うか、ぐらいです。
手につけるものは試合中によく目に入るので機能はもちろんですが、カッコいいのを選びたいですよね。
今年のニューモデルはあまり好きなデザインはありませんでした。今シーズンは買い換えはなさそうです。
ということで、グローブへのこだわりについてでした。