Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)
今回はNFLの2016年シーズンの第11週までのAFCを振り返ってみようと思います。
引用:Trevor Siemian expected to start for Broncos against Rams
開幕前の予想
まずは自分がシーズン開幕前に考えた予想です。
AFC
プレーオフに進出するチームは、ベンガルズ、レイダース、ペイトリオッツ、チーフス、コルツと予想しました。
ペイトリオッツはブレイディの欠場で出遅れるものの、安定した力でプレーオフ進出。躍進するのはベンガルズとレイダース、テキサンズとコルツはいつもの低レベルな首位争いからの両チーム進出。チーフスはなんとか滑り込む、というイメージです。
その一方で、前回覇者のブロンコスは次代のQBがうまくいかずに低迷、スティーラーズはロスリスバーガーの怪我で失速、というのを予想しました。
Week11までの順位
AFC東地区
- ペイトリオッツ 8-2
- ドルフィンズ 6-4
- ビルズ 5-5
- ジェッツ 3-7
ペイトリオッツがブレイディ抜きでの開幕4試合をまさかの3勝1敗で切り抜けると、ブレイディが復帰するとさらに安定感のある戦いで首位をキープしています。ブレイディがすごい以上にチームが強いということを証明した結果になりました。
ジンクス通りグロンコースキーが怪我してしまったようです。
ドルフィンズは開幕5試合で4敗とスタートダッシュに失敗してしまいましたが、そこから5連勝と波に乗ってきています。ビルズとともにプレーオフ進出争いをしそうな展開です。
AFC北地区
- スティーラーズ 5-5
- レイブンズ 5-5
- ベンガルズ 3-6-1
- ブラウンズ 0-11
スティーラーズのロスリスバーガーが予想通り怪我して失速しましたが、復帰して5割をキープしています。ベンガルズは苦戦していて、すでに6敗となるとプレーオフは厳しい状況です。
ブラウンズの11連敗は予想の範囲内という感じです。
AFC南地区
- テキサンズ 6-4
- コルツ 5-5
- タイタンズ 5-6
- ジャガーズ 2-8
自分の推しチームであるテキサンズは、まさかのJJワットが今シーズン絶望で終戦かと思いきや、なんとか踏みとどまって首位キープしています。Week14のコルツとの直接対決が山場になりそうです。
タイタンズは2年目のマーカス・マリオタがQBレーティング100越え、23TDパスと活躍してこの順位につけています。なかなか意外です。カレッジ時代のやんちゃなプレースタイルから徐々にNFLにアジャストしている印象を受けます。
AFC西地区
- レイダース 8-2
- チーフス 7-3
- ブロンコス 7-3
- チャージャース 4-6
順位は予想通りでしたが、ブロンコスは新人QBのトレバー・シーミアンが活躍して大きく勝ち越しているというのは予想外でした。落ち着いて確実にパスを通していくスタイルで、今シーズンお気に入りの選手のひとりになりました。
プレーオフ進出争い
現時点でのプレーオフ進出争いは、各地区の首位であるペイトリオッツ、レイダース、テキサンズ、スティーラーズに加えて、ワイルドカードでチーフス、ブロンコス、ドルフィンズあたりが競っています。
まだ残り6試合もあるので、まだまだ逆転の可能性もありますが、入れ替わるとしたら南地区の首位テキサンズがコルツ、もしくはタイタンズになるのかな、といった感じです。
ただ、昨シーズンはチーフスが11連勝して一気にプレーオフ進出を決めたこともあるので、もしかしたらビルズあたりが来るかもしれません。
好調なチームもQBを怪我で失えば一気に失速する可能性も大いにあります。
まだまだNFLから目が離せません。
ということで、AFCのWeek11までの振り返りでした。