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フラッグフットボールやアメフトについてあれこれ書きます。~武器はたゆまぬ K.U.F.U.~

NFLドキュメンタリー「ALL or NOTHING」第4弾の密着チームは「カロライナ・パンサーズ」

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Written by HOMMURA Kyohei. (@YouTube&@Twitter&@Facebook)

今回はAmazonプライムにて公開されているNFLドキュメンタリー番組「ALL or NOTHING」の第4弾、2018年シーズン密着チームが発表されたようなので、それについて書いていたいと思います。

 

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引用:The Panthers hired Frank Luntz to help Cam Newton talk race

 

Carolina Panthers

今回の「ALL or NOTHING」の密着チームはカロライナ・パンサーズになったそうです。

 

profootballtalk.nbcsports.com

 

例年の「ALL or NOTHING」は4月頃に発表されていると思うのですが、今回はいつまで待っても発表されていなかったので「もしかしたら2018年シーズンはなしなのか...?」なんて思っていましたが、無事また見ることができるということで安心しています。

 

ちなみに、これまでの「ALL or NOTHING」については下記の記事にて書いています。これを見ていると自然とそのチームを応援したくなるので、NFL初心者やまだ応援チームを決めかねているという方には是非観て欲しいです。

 

qboekendorp.hatenablog.com

 

qboekendorp.hatenablog.com

 

qboekendorp.hatenablog.com

 

チーム選定について

これまで過去3回「ALL or NOTHING」が公開されていますが、その密着チームとその所属地区はは下記のようになっています。

 

アリゾナ・カーディナルス(NFC西)

ロサンゼルス・ラムズ(NFC西)

ダラス・カウボーイズ(NFC東)

 

今回のカロライナ・パンサーズはNFC南地区となっています。なぜかわかりませんが、4回ともNFCのチームが選ばれています。

 

NFCのチームがAFCのチームと対戦ないというわけではありませんが、AFCのチームを応援している人にとってみれば、自分の推しチームが登場する機会が少ないというのは少し残念かもしれません。

 

テキサンズ推しの自分としても、テキサンズに密着して欲しいのはもちろんですが、対戦相手がテキサンズのパスラッシュ対策をどうするか、みたいな話が出てくると少しうれしくもあります。そのあたりは来年以降に期待しておきます。

 

密着チームの成績

4回の密着チームの成績を調べてみました。

 

2015年 アリゾナ・カーディナルス →13勝3敗(カンファレンス敗退)
2016年 ロサンゼルス・ラムズ →2勝12敗(ポストシーズンに進めず地区3位)
2017年 ダラス・カウボーイズ →9勝7敗(ポストシーズンに進めず地区2位)
2018年 カロライナ・パンサーズ →7勝9敗(ポストシーズンに進めず地区3位)

 

せっかくドキュメンタリーになるのであれば活躍したチームのほうが見応えがあると思うのですが、残念ながら2015年のアリゾナ・カーディナルス以降の3回はポストシーズンに進めていません。

 

ちなみに、カーディナルスは2016年以降はうまくいっていませんが、ラムズは2017年にはワイルドカードプレーオフ、2018年にはスーパーボウルまで進出していますし、カウボーイズも2017年を挟んで2016年と2017年の両シーズンではポストシーズンに進んでいます。

 

NFLの順位予想が難しいので、うまい具合に躍進しそうなチームを選んで密着するというのは厳しいですがある種運のない状況が続いている感じです。

 

ただ、負けているチームのほうがいろいろと内部で巻き起こっていておもしろいという考え方もあります。2016年のラムズ編では本拠地の変更というのも大きな題材になっていました。

 

パンサーズの成績

では、2018年のパンサーズはどんなことが題材になるのか。勝敗は下のようになっています。

 

○ カウボーイズ

● ファルコンズ

○ ベンガルズ

○ ジャイアンツ

● レッドスキンズ

○ イーグルス

○ レイブンズ

○ バッカニアーズ

● スティーラーズ

● ライオンズ

● シーホークス

● バッカニアーズ

● ブラウンズ

● セインツ

● ファルコンズ

○ セインツ

 

前半戦、8試合終わって6勝2敗とかなりの好成績で進んだものの、10戦目から7連敗となっています。

 

連勝して調子がいいときと、連敗して調子がどん底のとき、両極端な状態のチームを見ることができるというのはドキュメンタリーとして面白くなりそうです。パンサーズが好きな人にとってみれば見るのがツラいかもしれませんが。

 

あと、ポイントになってくるのがQBのキャム・ニュートン(Cam Newton)の欠場でしょうか。

 

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引用:https://www.al.com/sports/2018/08/nfl_preseason_week_3_cam_newto.html

 

エースQBである彼は右肩の怪我によってシーズン終盤に欠場しています。

 

nfljapan.com

 

記事によると、「ニュートンはキャリアを通じて最も輝きを放った2016年シーズンの終盤に肩の違和感を覚えた。パンサーズの司令塔は2017年3月に手術を受け、シーズン中の復帰を急ぎ、2018年シーズンに入って以前と同じ肩の問題が再発したのだ。パンサーズは以前、ケガを押してでもニュートンにプレーを許可し、2017年シーズンの開幕前には復帰を急かしてもいた。」ということで、出る出ないの決断においてロン・リベラHCといろいろと話すシーンなども出てくるのかもしれません。

 

注目選手

キャム・ニュートンともう1人カロライナ・パンサーズの注目選手として挙げたいのは、ルーク・キークリー(Luke Kuechly)です。

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

ポジションはミドルラインバッカー(MLB)といって、守備陣の真ん中にいてランにもパスにも対応するポジションであり、ディフェンス陣のリーダーになります。

 

アメフトでは、それぞれのポジションで、それぞれの役割においてスペシャリストが集まってプレーが成り立っているわけですが、キークリーは突出した総合力をもったプレーヤーという印象があります。そのなかでもストロングポイントになるのが、ハイライト動画見てもわかる通り、相手プレーを正確に読んでからのハードタックルです。

 

ニュートンはお調子者で喜怒哀楽が激しいキャラクターというのはよく知られているところだとは思いますが、キークリーがチーム内でどのようなリーダーシップを発揮しているのかというのは自分はあまり知らないので、そのあたり番組内で見ることができると嬉しいです。

 

あとは、NFL屈指のレシービングTEのグレッグ・オルセン(Greg Olsen)とか、新加入したベテランDEのジュリアス・ペッパーズ(Julius Peppers)とかでしょうか。

 

別シリーズ

余談ですが、番外編なのかそれともこれからシリーズとしてやっていくのかわかりませんが、下記の2チームのドキュメンタリーも公開されています。

 

ミシガン・ウルヴァリンズ(大学アメフト)

マンチェスター・シティ(イギリスサッカー)

ニュージーランド・オールブラックス(ラグビー)

 

qboekendorp.hatenablog.com

 

qboekendorp.hatenablog.com

 

個人的にNFLが思い入れがあるので一番おもしろかったですが、これらのシリーズも別の世界が見られておもしろかったです。

 

マンチェスター・シティのドキュメンタリーを見たのをきっかけにNFL編も見てみようと思ったサッカーファンもそこそこいるんじゃないかなと思います。

 

是非ともこれらの続編も期待したいと思います。

 

とにもかくにもカロライナ・パンサーズ編の公開が待ち遠しいです。

 

 

ということで、「ALL or NITHING」第4弾についてでした。

Written by HOMMURA Kyohei. (@YouTube&@Twitter&@Facebook)