Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)
今回は第52回スーパーボウルの注目ポイントと勝敗予想について書きたいと思います。
引用:Tom Brady's 40th birthday: Why it's time for him to retire
Super Bowl
ついに2018年2月5日に第52回スーパーボウルが開催されるわけですが、自分は今回はDAZNで見ようと思います。
都内のスポーツバーとかに行くのもいいんですが、基本的にスポーツはまったり静かに観たいので、自宅観戦です。
注目選手&注目ポイント
誰もがいうところですが、やはりトム・ブレイディ率いるペイトリオッツオフェンスをイーグルスディフェンスが抑えるのか、というのが注目ポイントになると思います。
Rob Gronkowski #87
引用:Your Fitness Playbook To The NFL Off-Season Training – Gronk Fitness Products
ペイトリオッツのオフェンス陣のなかでも注目なのは脳震とうプロトコルから復帰したTEのロブ・グロンコウスキーです。
彼ほど頼りになる存在はいませんが、仮にグロンコウスキーが前半で怪我で退場する、みたいな展開になれば一気にペイトリオッツは苦しくなるはずです、と言いたいところですが、そんな展開でも勝ってきているペイトリオッツなので、一人や二人退場したぐらいでイーグルス優位とは言えないでしょう。
Stephen Gostkowski #3
似たような名前が続きますが、もう一人注目選手を挙げるならKのステファン・ゴストコウスキーです。
通算フィールドゴール成功率87.9%、最長62ヤードという抜群の成績を残しているキッカーです。2017年のレギュラーシーズンの成功率は92.5%で、40本蹴って3本しか外していません。
ロースコアゲームになれば当然スペシャルチームやキッキングが勝敗を分けることになります。そういった試合展開になったときベテランキッカーの真価が発揮されるはずです。かなり地味な試合になってしまいますが、キッカーがMVPというのも一度観てみたい気もします。
Jake Elliott #4
引用:Jake Elliott is such a beast that the NFL keeps “randomly” drug testing him - Bleeding Green Nation
イーグルスのキッカーは対照的に新人です。ベンガルズにドラフト4巡で指名されたのに開幕前に解雇され、イーグルスとシーズン途中で契約したという変わった経歴の持ち主です。
フィールドゴール成功率は83.9%、PAT成功率92.9%とそこまで高くない数字ですが、61ヤードFGは新人最長でありチーム歴代1位、50ヤード以上を5本成功したのもチーム歴代1位、プレーオフで53ヤードFGはNFL新人記録と距離においては屈指の記録を残しています。
2点差で60ヤードFGを決めてMVPという展開もおもしろそうです。
LeGarrette Blount #29 & Jay Ajayi #36
イーグルスのオフェンスは当然ニック・フォールズにも注目ですが、なんだかんだでランでゲインできないことにははじまらないので、RBの2人を注目選手に挙げておきます。
ルギャレット・ブラントは昨シーズンオフにペイトリオッツから、ジェイ・アジャイーは今シーズン途中からドルフィンズからの移籍組です。この2人が躍動してイーグルスが前半からペースを握る展開になると、ペイトリオッツが時間を使わずに追い上げる展開になっていくので、おもしろくなりそうです。
Trick Play
ペイトリオッツは結構勝負所でトリックプレーを使ってくることがあるので、どこで出るのか注目ポイントです。
勝敗予想
ここまでキッカー勝負が観たいと書いてきましたが、それではやはり地味過ぎます。
ブレイディの大逆転勝利がもう一度観たい気もしますが、そこまでイーグルスが先行できる気もしません。なので、ある程度ロースコアで進んでの逆転勝利+αという感じでしょうか。
前半は13-3でイーグルスがリード、後半で20-3になってから17点差をペイトリオッツが逆転して23-24、またブレイディ劇場だと思いきや最後60ヤードFGを決めてイーグルスの勝利。
というシナリオを予想、という期待します。
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ということで、第52回スーパーボウルについてでした。