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フラッグフットボールやアメフトについてあれこれ書きます。~My Weapon is untiring K.U.F.U.~

次期学習指導要領案(2020年~)にフラッグフットボールが引き続き掲載

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Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)

今回は2020年度からの次期学習指導要領案にフラッグフットボールが掲載されたことについて書いていきたいと思います。

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学習指導要領

学習指導要領というのは、学校授業をこのように進めてくださいね、というものであり、現場の先生方はこの学習指導要領をもとにカリキュラムを組みます。

 

時にはこれを無視して水泳の授業で飛び込みを実施して事故を起こすような不届き者が出てきますが、書いていないことはやってはいけないというのが原則です。下の事故は不適切な発言など関係なく、学習指導要領にはない飛び込みを指導していたことが問題です。

 

 

話は戻りますが、フラッグフットボールはこの学習指導要領の解説の例示に掲載されたことによって、小学校の体育授業で行われることが格段に増え、社会的な注目も集めるようになりました。

 

ちなみに、学習指導要領の解説の例示なので、必ずフラッグフットボールしなければならないというものではありません。

 

 

次期学習指導要領(案)

学習指導要領は10年タームで見直され、2017年3月1日に次期学習指導要領(案)が発表されました。この学習指導要領は2020年度から実施になります。

 

現在はあくまで学習指導要領(案)で、意見公募している状況なので、もしかしたら今後変更になる可能性もあります

 

 

下記リンクからダウンロードすることができます。

 

 

フラッグフットボールの掲載

各教科いろいろと変更点があるようですが、無事、次期学習指導要領にもフラッグはが掲載されるみたいです。しかも、いまのところ、前回のような解説の例示ではなく、本文に載っています。

 

その箇所を引用します。

 

第5学年および第6学年

E ボール運動

ボール運動について、次の事項を身に付けることができるよう指導する。

 

(1) 次の運動の楽しさや喜びを味わい、その行い方を理解するとともに、その技能を身に付け、簡易化されたゲームをすること。

 

ア ゴール型では、ボール操作やボールを持たないときの動きによって、簡易化されたゲームをすること。

 

イ ネット型では、個人やチームによる攻撃や守備によって、簡易化されたゲームをすること。

 

ウ ベースボール型では、ボールを打つ攻撃や隊形をとった守備によって、簡易化されたゲームをすること。

 

(2) ルールを工夫したり、自己やチームの特徴に応じた作戦を選んだりするとともに、自己や仲間の考えたことを他者に伝えること。

 

(3) 運動に積極的に取り組み、ルールを守り助け合って運動をしたり、勝敗を受け入れたり、仲間の考えや取組を認めたり、場や用具の安全に気を配ったりすること。

 

内容の取り扱い

(5) 内容の「Eボール運動」の(1)については、アはバスケットボール及びサッカーを、イはソフトバレーボールを、ウはソフトボールを主として取り扱うものとするが、これらに替えてハンドボール、タグラグビー、フラ ッグフットボールなどア、イ及びウの型に応じたその他のボール運動を指導することもできるものとする。なお、学校の実態に応じてウは取り扱わないことができる。

 

「フラッグフットボール」という記述があるのはこの部分だけです。1年生2年生については鬼遊び、3年生4年生の内容については、「味方チームと相手チームが入り交じって得点を取り合うゲーム及び陣地を取り合うゲーム」と表現されています。

 

簡易化されたゲーム

学習指導要領にフラッグフットボールが載ったので、例えばNFL FLAG大会のようなルールで試合ができるようにすることがゴールでは決してありません。上記を読めばわかるようにゴール型でもネット型でもベースボール型でも「簡易化されたゲーム」をすることと書いてあります。

 

競技大会用のルールとして作られているNFL FLAG大会規則でフラッグフットボールをする必要は全くなく、むしろ簡易化されたゲームをしろと言われているのに競技ルールにあわせて行うことは前述の飛び込みを行うことに近いです。

 

スナップがあると指導に時間がかかったり、男女でQBとCを組むことを配慮しなければいけなくなったりするので、全部取り払っても全く問題ないと思っています。

 

 

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フラッグフットボールのカタチよりも、ボールを持っていない人の動きを考えたり、チーム全体で作戦を考えたり、そういったプロセスを経ることで喜びを共有したりすることが重要だと思っています。

 

 

今後について

なにはともあれ今後も継続的にフラッグフットボールが学校体育で実施されそうで、一安心です。

 

ただ、前述の通り、あくまで体育授業でやってもいい、という程度の話なので、フラッグフットボールをやっている人間がその価値をアピールしていかなければ下火になる可能性もあります。もしNFL FLAG大会で死亡事故が多発してしまえば「危険なスポーツ」として一気に実施する小学校が減ること可能性もなくはないです。

 

そうならないためにも今後も情報配信と大会の安全確保をやっていきたいと考えています。現フラッグフットボーラーのみなさんにもご協力いただきたいです。

  

スポーツマンシップ立国論 〜今求められる人材育成戦略〜

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ということで、次期学習指導要領(案)についてでした。

Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)