Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)
今回は初のNFL FLAG東北大会について書いていきたいと思います。
NFL FLAG東北大会
以前の記事にも書きましたが、今回の東北大会はそもそも東北にフラッグフットボールのチームがないところからはじまりました。
そこからタッチフットボールをプレーされているチームに声掛けを行い、ハドルボウルに参加されている方に参加を呼びかけ、南関東からも遠征チームを作ることでなんとか大会としてカタチを作ろうと考えました。
もし東北にフラッグフットボールをやってみたいと思う人がいても、チームがなかったり、試合が組めなかったりという状況ではどうすることもできません。何かしら大会があって、誰かしらプレーをしているということを発信していけば、新しくフラッグフットボールをはじめる人がでてくるかもしれない。
そう考えて今回大会を開催しました。
出場チーム
参加チームは3チームです。
普段はタッチフットをされている「芸工大VIVACERS(ヴィヴァーチャーズ)。
ハドルボウルにもエントリーされている「北海道東北連合レンゴーズ」。
南関東大会に参加している川崎アルバトロス、成田ベアーズ、所沢ナイナーズの3チームの合同チーム「南関東RED ZONE」。
大会は3チームによる総当たりのリーグ戦で行い、優勝チームは7月23日に富士通スタジアム川崎で行われる決勝大会に進出できます。
試合結果
芸工大VIVACERS vs 北海道東北連合レンゴーズ
レンゴーズはタッチフットチームがディフラッグに馴れていないところをうまく突き、ランプレーで確実にゲインを進めていきます。一方、VIVACERSはフットボール共通の部分であるスピードを活かしてミドルパスやロングパスを効果的に使っていました。
最終スコアは19-14で北海道東北連合レンゴーズの勝ちでした。
南関東RED ZONE vs 北海道東北連合レンゴーズ
2試合連戦となったレンゴーズは少し疲労が響いた様子でした。RED ZONEは要所でインターセプトを奪い安定したディフェンスを見せました。
最終スコアは19-0で南関東RED ZONEの勝ちでした。
芸工大VIVACERS vs 南関東RED ZONE
RED ZONEは優勝をかけた1戦となりました。VIVACERSはどんどんフラッグフットボールに順応にしてきており、効果的なオフェンスを展開します。RED ZONEはインターセプトなどでチャンスを掴むも、要所で決めきれず、リードしているものも苦しい試合展開でした。
最終スコアは21-14で南関東RED ZONEが勝利しました。
リーグ戦の結果は下記のようになりました。
優勝は「南関東RED ZONE」でした。
エキシビションでタッチフット
フラッグフットボールの試合は終わりましたが、せっかくなので、VIVACERSのみなさんにタッチフットを習いタッチフットボールのエキシビジョンを行いました。
タッチフットボールはフラッグフットボールに比べてルールがアメリカンフットボールに近く、6対6で0ヤードからのラッシュ、ブロックやパントがあります。
タックルは両足が着いた状態で両手でタッチします。4回で10ヤード進めばファーストダウン、4回目に攻撃権を放棄してパントを蹴ることもできます。
前半20分だけの試合でしたが、とりあえず試合になりました。タッチダウンを取ることができましたが、最後に逆転されて負けてしまいました。フラッグフットボールとは違う魅力がありとても楽しくプレーできました。
今後について
今回、南関東大会とのダブルエントリー可ということで参加チームを集めて大会を行うことができました。秋大会は地区大会から東日本大会、FINALへと勝ち進んでく形式なのでダブルエントリーはできません。
そうなると完全に東北の地元のチームだけで大会を成立させなければいけないことになります。現状ではそれは厳しいように思うので、様子を見つつ、春大会だけの開催にするか、もしくはNFL FLAG大会とは別に非公式戦として東北でのフラッグフットボール大会を開催するか、というのを考えています。
今回の大会だけに終わることなく、タッチフットボールとフラッグフットボールとがお互いに協力しあって、より楽しくなるような展開を考えていきたいと思っています。
ということで、東北大会についてでした。