Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)
今回は、Xリーグではじめての九州加盟チームとなった「福岡サンズ」の紹介と、クラウドファンディングのお願いです。
福岡SUNsとは
今回、社会人アメフトリーグである「Xリーグ」にはじめて九州のチームが加盟しました。それが「福岡SUNs」です。
引用:https://twitter.com/fukuoka_suns
Xリーグの加盟チームは関東と関西に偏っており、それ以外だとX3に「キリックス豊田ブルファイターズ」、「愛知ゴールデンウイングス」、「岡山スタンディングベアーズ」「三重ファイヤーバード」「白島UCSホークス」というチームがあります。
関東と関西に集中しているのはいろいろな要因があると思いますが、一番はアメフトは人数がたくさん要るというのが大きいように思います。人集めもそうですが、遠征するにもお金がかかるので、なるべく試合が行われる場所をフランチャイズにしたほうがいいというのがあると思います。
そんななか、今回は九州にチームができたということでアメフトを広く普及させていく大きな手がかりになるはずです。
日本アメフト界を本気で変えるチームを創る
今回、福岡SUNsを立ち上げたのは吉野至という方で、関西大学で学生日本一を経験し、ヘッドコーチとして西南学院大学GREENDOLPHINSを九州史上初の全国ベスト4に導くなどの活躍をされたそうです。
http://www.fukuoka-suns.com/blank-2
2017年度は関西3部リーグへ参入し、翌年は2部、翌々年は1部へと昇格予定だそうです。
そんな福岡SUNsですが、クラウドファンディングでの支援金を募集されているようです。
クラウドファンディング
クラウドファンディングによる資金調達は以前フラッグフットボール日本代表「京都ジュベナイルズ」のときにもありました。少額の個人スポンサーをネットを介して募集して資金調達を目指す手法です。
今回の福岡SUNsのクラウドファンディングの目標金額は300万円、年間約10試合×50人の福岡大阪間の交通費に使われます。300万円と聞くと高額な気がしてしまいますが、10試合×50人で割って往復6000円なので逆に足りるのか?という気がしてしまいます。
これとは別にもろもろのチーム運営費を600万円を部費でまかなうということで、どれだけ九州でのチーム運営が大変なのかがわかります。
詳しくはリンク先を見ていただきたいのですが、個人スポンサーのコースは2つ、5000円と10000円です。
5000円コースでは、シーズンチケット2枚とチーム年間誌1冊。10000円コースでは、シーズンチケット4枚とチーム年間誌2冊に、チームグッズとHPと広報誌への名前が掲載されるそうです。
2月3日の時点で36人の方から31万円が集まっています。
このほかにも法人・団体スポンサーも募集されているそうです。クラウドファンディングによる支援は3月30日まで募集しているそうです。
所属選手
Twitterやfacebookにて所属選手の紹介がされています。
メンバー紹介vol.2
— 福岡SUNS(サンズ) (@fukuoka_suns) 2017年2月2日
①名前:前田寛二
②生年月日:1992/6/9
③ポジション:QB
④身長171cm体重72kg
⑤アメリカンフットボール経歴:
箕面自由学園→立命館大学→ユニコーン
【スポンサー募集】https://t.co/fw1eptTkeh pic.twitter.com/LzMVIBkzxj
【メンバー紹介】vol.3
— 福岡SUNS(サンズ) (@fukuoka_suns) 2017年2月3日
①名前:吉田賢史
②生年月日:1992/6/13
③ポジション:WR
④身長172cm体重75kg
⑤アメリカンフットボール経歴:
福岡教育大学→相模原ライズ→ユニコーン
【スポンサー募集】https://t.co/1MbGD94oNB… pic.twitter.com/fhlc0aBtXi
アメフトの抱える課題
あまり主語を大きくしたくありませんが、アメフトの競技人口があまり増えていかないのはプレーヤーのほとんどが大学卒業後のプレーをやめてしまうところにあると思います。
Xリーグやプライベートリーグなど社会人になってもアメフトを続けることは可能ですが、プレーする障害がなかなか大きいように思います。強い身体接触がありますし、スカウティングなどで時間もとられてしまいます。
一度やめてしまうと「もう一度はじめてみようかな」と気楽に思えるスポーツではないところにアメフトの難しさがあると思います。自分はやったことないので本当のところはどうなのかわかりませんが。
レベルは置いておいて、なんとなくでいいからフラッグフットボールを続けている、みたいな環境が少しずつできてくれば少しはアメフトの競技人口も増えてくるのかもしれません。
そういった意味でもアメフトとフラッグが連携して地方でのチーム立ち上げをやっていかなくてはいけないと思っています。
ということで、福岡サンズについてでした。