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フラッグフットボールやアメフトについてあれこれ書きます。~武器はたゆまぬ K.U.F.U.~

作戦の作り方 その5 「フォーメーションの使い分け Vol.2」

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今回は作戦の作り方の続きを書こうと思います。

 

前回までは「右ツイン ノーバック」「左ツイン ノーバック」「右トリップス」について書いてきました。

 

今回は「ドラゴンフライ」についてです。

 

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上図は左右にレシーバーが1人ずつ配置されているので「ドラゴンフライ バランス」となり、下図は右サイドに2人配置されているので「ドラゴンフライ 右ツイン」と呼びます。

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バランスもツインもドラゴンフライではセンターからのスナップを受けられる位置に2人配置されています。

 

これは「ツインQB」とも言いますが、QBを2人配置することでブリッツの狙いを絞りづらくするなどディフェンスの混乱を生じさせる目的があります。

 

また、2人のQBをQBとRBのように一方がスナップを受け取って、もう一方がハンドオフを受けて走るという使い方もあります。

 

 

そういったなかでこのフォーメーションで一番使われるのは、実質QBランができるようなプレーです。

 

QBランは中学生以上のルールで行うことはできませんが、一方がスナップを受け、もう一方にすぐボールを渡してしまえば、そこからパスを投げることもできますし、走ることもできます。

 

パスの投げ手が走る可能性があると、最後までパスプレーかランプレーか判断できないので、一気にディフェンスの難しさが難しくなります。

 

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例えば、こういったプレーが有効です。

 

赤矢印はボールの動きです。

 

これはオプションと呼ばれ、相手ディフェンスの動きを見ながらハンドオフを入れるのか入れないのかを決めるプレーです。

 

このプレーの解説はまた明日書きます。

 

 

Kyohei

 

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