Written by Kyohei (@twitter&@facebook)
今回はいよいよ今週末に控えたスーパーボウルについて書きたいと思います。
以前、NFL15-16シーズンの振り返りのときにも言及しましたが、今回のスーパーボウルのカードは「カロライナ・パンサーズ v.s. デンバー・ブロンコス」です。
そもそもスーパーボウルとは?
スーパーボウルというのは、NFLというアメリカのアメリカンフットボールのトップリーグ の決勝戦です。日本のプロ野球で言うところの日本シリーズ、アメリカメジャーリーグで言うところのワールドシリーズです。
間違えやすいのがスペルは「Super Ball」ではなく「Super Bowl」なので、日本語表記は「スーパーボウル」です。これはもともとスタジアムのカタチがお椀に似ていることから来ているそうです。
アメフトのタイトル戦は総じて「Bowl」の名がつけられており、日本のタイトルも高校は「クリスマスボウル」、大学は「甲子園ボウル」、社会人は「Xボウル」、大学vs社会人は「ライスボウル」と言います。
スーパーボウルの何がすごいのか
スーパーボウルはよく世界最大のスポーツイベントと言われています。日本はアメフト人気がそこまでなのでピンと来ないかもしれません。
スーパーボウルの何がすごいのか、何がハンパないのか挙げていくことにしましょう。
視聴率がハンパない。
昨年のスーパーボウルの全米視聴率は約50%でした。日本の紅白に比べるとそうでもないかもしれませんが、メジャーリーグとバスケのNBAの決勝戦の視聴率は10%程度であることを考えると、全米でずば抜けて人気のあるスポーツイベントだと言えます。
みんなテレビの前に張り付けになってしまうため、飲食店などは閉店。結婚式場にまでテレビがあるらしいです。視聴率に伴ってその経済効果は非常に大きなものになっています。
ハーフタイムシヨーがハンパない
スーパーボウルと言えばもしかしたら試合以上に注目を浴びるのがハーフタイムショーです。2Qと3Qの間のハーフタイムに毎回ミュージシャンが登場してミニライブが行われるわけですが、当然スーパースターが出てきます。
代表的なところを挙げるとこんな感じです。
1993年 Michael Jackson
Michael Jackson - Super Bowl (Complete Version) (HQ) - YouTube
2002年 U2
U2 at XXXVI Superbowl 2002 (Full halftime show) - YouTube
2005年 Paul McCartney
Paul Mccartney Superbowl Halftime Show - YouTube
2006年 The Rolling Stones
Rolling Stones - Super Bowl 2006 (Parte 01) - YouTube
Rolling Stones - Super Bowl 2006 (Parte 02) - YouTube
2010年 The Who
THE WHO SuperBowl XLIV Half-Time Show "COMPLETE" (TRUE HD) --- 02-07-10-1 - YouTube
2013年 Beyoncé
Beyoncé - Super Bowl [4K Quality 2160p] - YouTube
それぞれの出生が関係なく起用されてる感じがいいですよね。
名誉あるスーパーボウルのハーフタイムショーですが、基本的にギャラは出ないそうです。アーティストにとってみればお金以上にプロモーションになることは間違いないので無報酬でも出たい機会なんだと思います。
そして、今年のハーフタイムはCold Playが担当するそうです。
あまり詳しくないのですが、Cold Playと言えば「Viva La Viva」ですよね。
ちなみに、May J.さんのようにフィールド上にポツンと立って歌わされることはありません。さすが、エンターテイメントの国、瞬時にステージを作って一気に周り観客入れて通常のライブの遜色ない雰囲気を作り上げてくれます。
CM合戦がハンパない
視聴率がハンパないスーパーボウル中継ですので、そこで流れるCMもかなりの注目を浴びます。試合後にはどのCMがよかった悪かったなどランキングにされたり話題になります。30秒の一枠を獲得するのに3億円かかるとの話もあります。
スーパーボウルで一気に注目を浴びたと言えば、iPhoneでお馴染みのApple Computerです。
試合展開がハンパない?
スーパーボウルに出場する両チームはレギュラーシーズンで好成績をあげ、一発勝負のプレーオフも勝ち上がってきたチームですので、当然トップレベルの試合が展開されます。
過去のスーパーボウルでも名シーン、名勝負がありました。
なんといっても昨年のスーパーボウルの展開は衝撃でした。残り26秒で2nd&1、誰もがゴリゴリのランプレーで押し込んでシーホークスが逆転だと思ったところにパスプレー。そこでまさかのインターセプトで終戦。
勝敗はもちろんプレー選択の是非までが広く話題になりました。
ただ、スポーツにはもちろんハズレな試合もあります。一昨年のデンバー・ブロンコス v.s. シアトル・シーホークスの試合は少し残念でした。序盤でセーフティをやらかすなど、ブロンコスのQBであるペイトン・マニングがイマイチの出来でした。
今回のスーパーボウルにもペイトン・マニングは出場しますが、自分はこのときの印象が強いのでまたダメなんじゃないかと思ってしまいます。
最後にスーパーボウルで勝って引退、となればカッコいいですがどうなるでしょうか。
ということで、スーパーボウルのハンパなさについてでした。
スーパーボウル特集記事
- スーパーボウルの何がすごいのか By Kyohei
- スーパーボウルの思い出 By Mamoru
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- 私のスーパーボウル論 by Hikaru
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