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フラッグフットボールやアメフトについてあれこれ書きます。~My Weapon is untiring K.U.F.U.~

Re:「初めてNFL FLAG南関東大会に参加してみました」(アンサー編)

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Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)

今回は前回スーパーフリークスの菅野さんに書いていただいた事柄について、大会を運営している私の意見などをアンサー記事として書いていきたいと思います。

 

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 スーパーフリークスの菅野さんの記事

 先日のこの記事にあるご感想やご意見をもとに、大会運営者として、または個人としての返答を書いていきます。

qboekendorp.hatenablog.com

 

スーパーフリークスについてはこちらをご参照ください。

qboekendorp.hatenablog.com

 

エントリーについて

申し込みはすごく簡単でした。

 

流れは公式サイトにも書かれていますが、提出書類を作成できるパソコンさえあれば誰でもエントリーが可能です。

参加費は事前に支払うのが一般的だと思うのですが、NFL FLAG南関東大会一般カテゴリーは事後ということで、そういう意味でも特殊な大会だと感じました。

 

申し込みは簡単、とありますが、個人的にはまだまだ面倒だと思っています。

 

というのも、エントリーはパソコンさえあれば誰でもできますが、高校生や大学生がエントリーしようとした場合、パソコンを持っていない、ということは充分に想定できるからです。

 

いまの時代、スマホですべて事足りるようなエントリー形式が好ましいと思います。

 

また、登録申請書をメールで送って、追加で日程希望をフォームから送るというのも二度手間になっています。なるべく一本化して簡単にしたいところですが、メール送付は全国統一で、フォーム送信は南関東独自のものとなっているので、なかなか難しく申し訳なく思っています。

 

参加費の事後振り込みについてですが、これも南関東独自のやり方です

 

一般の試合は今回は6日程あり2ヶ月に続きます。参加費はチームだけではなく、登録メンバーの人数にもかかりますので、大会途中に追加メンバーがあれば参加費は増え、都合が悪くなって不参加になれば減ることになります。

 

登録メンバーの人数が変動したたびに振り込みや返金をしていると手間と振込手数料が増える一方です。

 

エントリー時に人数も確定させて入金するやり方をしている大会もあるそうですが、NFL FLAG南関東大会では事後のほうが都合いいので、そうしています。

 

あと、「もしかしたらエントリーできるかも」というようなチーム状況である場合、「とりあえずエントリーして、もしダメならキャンセルしてください」という対処をしていますが、これが事前に入金が必要な場合は面倒になってしまいます。高校生や大学生がエントリーするのを想定すると、なるべくこういった負担はないようにしたいと思っています。

 

スポーツ保険について

開催要項には「参加チーム側で加入すること」とあり、実質“任意”になってしまっているのは気になるところです。


私たちのチームはスポーツ安全協会のすぽ安ネットを利用していますが、初めてチームを作って参加される方々に対してはフォローが必要なのと、参加者の安全を確保するためには加入証明提示を参加条件に含めるなど、大会運営上の改善も必要かと感じました。

 

本人だけが怪我をする(自損)だけならまだ良いですが、場合によっては相手に怪我を負わせてしまうこと(他損)もあります。保険は賠償責任もカバーされますので、大会参加者は必ず保険加入して欲しいと思います。

 

スポーツ保険については、2016年春大会からそれぞれのチームで加入していただくことを義務づけていますが、本当に加入しているのかどうか確認はできておらず、実質「任意加入」という形になっています。

 

2015年秋大会では自損ではあるものの救急車を呼ぶような怪我があったこともあり、保険未加入によって問題が起きる可能性は充分に考えられます。

 

この点については、大会運営者としてどのような形でスポーツ保険への加入を義務づけるのか、秋大会に向けて検討したいと思います。

 

会場について

私たちがエントリーした日は、川崎市の等々力緑地の催し広場でした。会場は狭いと事前に伺っていましたが、実際狭いと感じました。

 

まずウォームアップする場所がありませんでした。

 

また、全面設置できないために片側のエンドゾーンを省いた変則フィールドとなっていました。

 

予算が限られているため仕方ない部分もあると思いますが、安全面を考えるとウォームアップできるスペースは欲しいところです。感覚的にはフットサル大会に行き、ストレッチ、キャッチボールしてすぐ試合という感じに近かったです。

 

大会で使用する会場はいくつかありますが、等々力緑地の催し広場は充分なウォーミングアップするスペースがありません。所沢会場や千葉会場では充分なウォーミングアップスペースが確保できるため、大会開催の中心をそちらに移してもいいと個人的には思うのですが、その2会場はアクセスが悪いため、等々力会場を使わざる得ない状況です。

 

他に、広くて継続的に予約が取れる会場がないか探します。

 

(ちょっと文字ばかりなので、一休み)

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タイムコントロール

NFL FLAG南関東大会に出場し、これが一番慣れませんでした。

 

レディー・フォー・プレーからスナップまで15秒。身体が覚えてしまえば問題無いのでしょうが、タッチフットボールの25秒に慣れてしまっていたので、この10秒の短縮が実に大きかったです。

 

何度もディレイ・オブ・ゲーム(スタート時の反則)を犯してしまい、リズムを作れませんでした。

 

また、これはフラッグフットボール共通の文化のようなのですが、スナップまでの計時がカウント・ダウンではなく、カウント・アップで数えられるようです。

 

プレーヤーは二桁の数字を最後まで聞かなくてはならず、スマートでは無い運用だなと感じています。

 

NFL FLAG大会では、なるべくプレー数を多くするためにレディーフォープレーからの時間が短くなっています。

 

この時間内でしっかり作戦を決めてプレーできるかどうか、というのはフラッグフットボールをはじめたチームにとって一つの難関になると思います。実際、中学生カテゴリでは予選大会は25秒で運用する場合があります。

 

しかし、南関東大会では試合時間を前後半それぞれ15分に短くしているため、1プレーあたりの時間が長くなってしまうとさらにプレー回数が少なくなってしまいます。ですので、一般カテゴリについては15秒で慣れていただくしかありません。

 

ただ、試合を見ていると、まだ7ヤードマーカーが置くか置かないかぐらいでレディーフォープレーをかけてしまっているのが散見されます。審判が4人しっかりとポジションについてダウン数を確認してレディーフォープレーをかける、というプロセスを踏むことで、プレーヤー側も審判団も余裕持って試合進行を行えると思います。

 

カウント・アップかカウント・ダウンか、については審判が言いやすいほうで試合中に統一されていれば問題ないと思っています。スマートかどうかというのはわかりかねますが、少なくとも私はカウント・アップしていくストップウォッチを見ながらカウント・ダウンで言うことはできないので、カウント・アップで言います。

 

ただでさえ審判に慣れていない方がカウント・アップなのかカウント・ダウンなのかで混乱を与えたくないので、言いやすいほうで構いません。

 

プレーヤーとしての視点を言えば、序盤にその試合のバックジャッジがどのようにカウントするのかを予め確認しておきます。カウント・アップなのかカウント・ダウンなのかだけではなく、声の大きさとか何秒からカウントしているのか、などもです。そういったことを把握しておけば終盤焦ったときに勘違いなどがなくなります。

 

審判

初めて参加するチームも平等に審判をする義務があります。

 

私たちのチームも初戦で負けてしまったので、レディースを含む3試合の審判を任されました。

 

何度かルールが頭に入っておらず、本村さんに助けを求めたときもありましたが、大きな混乱を作ることなく対応できたかと自負しております。

 

ただ、実際にフィールド上でジャッジをしていると、想像以上に選手やサイドラインからの要求が多かったです。

 

例えば、走路妨害のアピール、残り時間の要求、反則施行の時間を加味したゲームクロックの巻き戻し、などなど。

 

主審はボールとビンズのセット、ゲームクロック、反則時のキャプテンへの説明など、タスクが多いので、事前に審判講習会に必ず参加すべきだと反省しました。

 

初参加チームでも審判をしていただかなければいけない、というのは参加の敷居を高くしているかもしれません。

 

審判が慣れていないチームが担当する場合には、自分が補助としてついて、両チームにも事前に声を掛けるようにしています。大会を通じて自分が見ている分には大きな混乱はなかったように思います。

 

ただ、思うのが、審判団がちゃんとルールを理解していなくて混乱しているケースよりも、両チームが主張している処置や解釈の違いによって混乱が起きているケースが多いように思います。例えば、一方のチームは罰退が攻撃開始地点だと言い、もう一方がボールデッド地点だと言っていて、審判がジャッジに確信を持てずに混乱が起きている、といったケースです。

 

どうしてルールをちゃんと知らないのに間違ったことを声高に言えるのか不思議ですが、そういったチームやプレーヤーがいるのは事実です。参加チーム全体としてもっとルール理解を高めていくことは課題だと思います。

 

残り時間の確認にしても、サイドラインから何度も確認してきたり、作業中に聞いてきたり、乱暴な言葉遣いだったり、いろいろなディスリスペクトを感じるときがあります。そういったものは無視するか、問答無用にアンスポーツマンライク・コンダクトを取るべきだと思っています。

 

ちなみに、「反則施行の時間を加味したゲームクロックの巻き戻し」というのはフラッグのルールにありません。審判団の協議の時間やキャプテンへの判定の説明なども含めてすべて時間は止まりません。いい加減にアメフトの感覚でプレーするのはやめていただきたいです。

 

最後に

このブログの読者はおそらくフラッグフットボールをこれからやろうと考えている方よりも、スカウティングのために読んでいる方が多いと思いますので、最後に参加者の皆さまへ。

 

試合後は相手チームだけでなく、審判にもお礼をしませんか?

 

前節で審判への要求が想像以上に多かったと書きましたが、正直言うと審判団への敬意がありませんでした。

 

ワンデートーナメントという大会の性質上、チーム間の交流は難しいのかもしれませんが、一期一会だからこそ相手チームや審判への敬意が重要だと私は考えます。

 

自分たちさえ楽しめばそれで良い、というのではなく、大会に関わる全ての人々にも敬意を表し、NFLフラッグ、ひいてはフラッグフットボールを盛り上げていって欲しいと願っております。

 

仰る通り、試合終了後のセレモニー時に相手チームとの握手ばっかりで審判へのお礼がおざなりなっているときがあると思います。

 

自分は、相手チームと握手したあとに毎回個別に審判に挨拶に行くようにしていますが、そこまで気が回っていなかったり、タイミングがわからない人もいるかと思います。

 

両チームが向き合って礼するのが3者間での挨拶みたいな感じになっていますが、もう少しちゃんとリスペクトを示すことが出来るようなやり方を考えなければいけないと今回感じました。

 

極端な話ですが、審判団が両チームを評価するようなシステムがあってもいいかな、と考えています。ルール理解度が低い自覚がなく、審判に対して不寛容な態度を示すようなチームやプレーヤーにはそれ相応のペナルティがあってもいいのかな、と。

 

ただ、審判団が評価する側として力不足であることが往々にしてあるので、どうやって運用してくのか難しいですし、これ以上作業を増やしたくないので、そのへんは考えます。

 

とりあえず、言えることは、もっとルール説明会や審判講習会に参加いただきたいです。

 

思えば、いままでの大会でアンケートを入力いただいてご意見やご感想をいただいてもそれについての返答はしたことありませんでした。

 

正直な話をすると、しようしようと思いつつもここまでやってきてしまいました。今回、いろいろと発見があったので、今後もこのような試みをやっていきたいと思っています。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

ということで、NFL FLAG南関東大会に参加してみて、についてのアンサー記事でした。

Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)