今回はグローブについて書こうと思います。
フラッグで使用されているグローブのほとんどがアメリカンフットボール用です。
手の平の部分が滑りにくいゴムなどでできているので、グリップ力が増し着けることでキャッチしやすくなります。
フラッグでは直接パフォーマンスに関係する装備品はこのグローブだけです。
(他に着けていいのは、マウスピース*、キャップ、ヘッドギア、リストバンド、アームカバーなどです。)
*ルールによっては必ず着けなくてはいけない場合があります。
このグローブ、着けることに対して多少の賛否があります。
賛否と言ってもそこまで大きな話ではなく、どのスポーツでもありがちな、「カッコつけて調子乗ってる」とか「道具に甘えるな」とかそういうつまらない話です。
個人的には、カッコつけるのは全然ありですし、キャッチしやすくなるのであれば絶対に着けるべきだと思います。フラッグをはじめたばかりのプレーヤーは特にそうです。
単純な話、パスキャッチできたほうが楽しいからです。
捕り方がどうであろうと、グローブのグリップに甘えようと、パスキャッチできれば落としてばかりよりも楽しいはずです。
カッコつけることも好きなレシーバーになりきって練習や試合ができれば楽しいはずです。
まだ安定したパスキャッチができない小学生や初心者はとにかく楽しくフラッグができるように道具に甘えればいいですし、カッコつければいいと思っています。
それでフラッグ自体が楽しくなって、フラッグが好きになっていけば、自然とキャッチング技術は上達していきます。
一番避けなければいけないのは、「全然うまくいかないから楽しくない」と思ってしまうことです。
もちろん、そこから試行錯誤していく過程も楽しいですが、それはもっとレベルが高くなってからの話です。
即物的でもなんでもいいからまずはフラッグを楽しいものだと思えることからなので、グローブはその助けになるので、どんどん着けてプレーしたほうがいいと思います。
とは言っても、アメフト用のグローブは4000円ほどして安いものではありません。
安価にグローブでキャッチ力を高めたいという人はコンビニなどに売っている作業用の手袋をオススメします。
自分は使ったことないのでどれくらい違うのかは知りませんが、アメフト用のグローブは土で使うとグリップ力はかなり落ちたりするので、使い分けるのもありだと思います。
余談ですが、自分はQBのときはグローブを着けていませんが、ディフェンスのときには着けます。
インターセプトを考えて、ということもありますが、一番は怪我防止です。
フラッグを取りに行ったときにどこかに引っかかったり、接触や転んでしまったときにグローブをしていると指先を切ったりすることを避けることができます。
指先を怪我してしまうことはQBにとって致命的です。
さすがにグローブで突き指や脱臼、骨折といった怪我は防ぐことはできませんが、些細なことでQBのパフォーマンスを落とさないように心がけています。
アメフト用のグローブを買うときは渋谷にある「QBクラブ」か新宿にある「ヤマモトスポーツ」に行って、その場で着けてみてサイズ感などを確かめてから買っています。
通販では買ったことありませんが、下記の2つのサイトから買うことができるようです。
「QBクラブ」
「Football Direct」
ということで、今回はグローブの効力についてでした。
Kyohei