Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)
今回はアメフトNFLのプレーをフラッグフットボールに活かす考え方について書いていきたいと思います。
引用:Chiefs vs. Patriots: 10 Stats to Know
NFL開幕
前回の記事ではNFLの順位予想をしましたが、いよいよNFLが開幕し執筆時点では第2週が終わったところです。
NFLの試合はGAME PASSやDAZNで観ることができます。ただ、それなりのお金がかかります。なので、とりあえず最初のうちはNFLがYouTubeで配信しているハイライトを観て楽しむぐらいがちょうどいいかな、と思っています。
自分も基本的にはそんな感じです。
NFLのプレーを参考に
毎週十数試合行われているのでハイライトを観るだけでかなりのプレーを観ることができます。
自分はプレーを観ながら5対5のフラッグフットボールにも活かすことはできないかな、と思って考えるときがあります。
もちろん11人いるので単純に数が足りないのはもちろん、ブロックできることが前提になっていたり、ランプレーが警戒されるシチュエーションだからこそうまくいくプレーなどだいたいがうまくいきません。
ただ、なんとなく狙い所、もしくはプレーのポイントと思われるところをうまく見つけることができれば、5対5のフラッグフットボールにも活かせるのではないかと思っています。
NFL開幕戦 KC @ NE
ということで、今回一つのプレーを取り上げたいと思います。
取り上げるのはNFLの開幕戦、ニューイングランド・ペイトリオッツvsカンザスシティ・チーフスの一戦でのプレーです。
ここからプレーを見つけました。
この動画の1分55秒でのTDパスのシーンです。
https://youtu.be/FNa69vtuEP4?t=1m55s
プレーを興す
まずは各プレーヤーがどのような動きをしているのか興してみます。
自分はアメフト素人なので適当ですが、こんな感じです。
オフェンスはレシーバーを縦に2枚並べるのを左右に、RBをQBの隣に配置しています。
一方、ディフェンスはSFを真ん中に1人、8人が前に出てセットしています。たぶんですが、1ディープでのマンツーマンに見せかけて、そこから2ディープで5人がアンダーゾーンカバーしてます。たぶん。
ポイントを抽出
このプレーを使ってみたいと思ったポイントはやはりタッチダウンパスをキャッチしたレシーバーの動きです。
一度アウトしてから奥に走り込まれてしまうとカバーの受け渡しが難しくなります。
実際、このプレーではCBが途中までカバーしていて、奥に走ったのでSFに受け渡しをしようとしたものの、SFは真ん中に走り込んでいるレシーバーをカバーしていたために誰もカバーしていない状況になっています。たぶん。
2ディープで守っているところに時間差で3人のレシーバーが走り込んでいます。
この感じはフラッグフットボールでも活かせると思ったので作ってみました。
レシーバーの人数が足りないので、右だけ2人を縦に並べて、どちらもセンターに近めにセットしています。
相手ディフェンスは「2-2 ZONE」想定です。レシーバーが近めにセットしているので両CBも寄ってくるかな、と。
そこから真ん中を空けるように走っていき、右の後ろのレシーバーをSFにカバーさせるようにしてから、時間差でもう1人奥に走り込みます。
まとめ
今回、さっと作ってみたのでどこまで有効なプレーなのかわかりませんが、NFLのプレーをもとに作っているというだけで多少はモチベーションが上がるような気がします。
アイディアが思い浮かばなくて全くのゼロからプレーを作り出すよりも、何かもとになるものがあってそこから派生させていくほうが簡単ですし、もしかしたらクオリティも高くなるかもしれません。
先ほどのプレーを少し改良してみました。
センターが大変ですが、うまくSFを引き付けることができたらうまくいく気がします。たぶん。
ということで、アメフトNFLのプレーをフラッグフットボールに活かすことについて書きました。