Written by HOMMURA Kyohei. (@twitter&@facebook)
今回は普段使いできる安価なスマートウォッチ/ライフトラッカーについて書きたいと思います。
カジュアルなスマートウォッチが欲しい
以前このブログで、2000円で買えるスマートウォッチ、というか「スマートブレスレット」と呼ばれている製品を紹介しました。安くて軽く、スポーツをしているときにとても便利でした。
AppleWatchが欲しいけど高い!って人にはスマートウォッチ「Excelvan」がオススメ - RED ZONE
スマートブレスレット「Excelvan I5 Plus OLED Bluetooth4.0」の使用レビュー - RED ZONE
ただ、なんとなくのちゃっちさと液晶の見づらさから、最近では普段使いは止めてしまい、よっぽど時計が必要なときだけ着ける程度になってしまいました。
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そんななか、普段の生活で着けていても違和感がなく、それでいて機能に過不足ないスマートウォッチがないものかと探していました。
そこで見つけたのが「Huami(Xiaomi) AMAZFIT」です。
Amazonでは18500円ですが、自分はGearBestという輸入サイトで買ったので12000円くらいでした。少し高いですが、かなりオススメできるものだったのでレビューを書きたいと思います。
Huamiについて
「Huami」とは、スマートフォンなどで有名な中国メーカー「Xiaomi」が出資しているライフスタイル製品のブランドらしいです。Xiaomiのスマホは他の中国製のスマホとは違って高機能で高級感のあるのがウリです。残念ながら日本では合法で使うことができません。
「Huami AMAZFIT」はそんなXiamiが満を持して出したスマートウォッチです。
外観
外観はこんな感じです。丸形でボタンも右上に目立たない程度にあるだけなので、スマートウォッチ感があまりありません。
ベルトはシリコン製で、赤とオレンジの間ぐらいの色味をしています。自分はこの感じが気に入って買いましたが、黒バージョンもあるみたいです。
充電はコードを本体に指すのではなく、専用の充電器経由で行います。
機能
この「AMAZFIT」ができる機能はざっと以下の通りです。
- 時計表示
- 歩数計
- 心拍計
- GPS
- SNS通知
- 天気予報
- 音楽
- ストップウォッチ
- アラーム
- 睡眠記録
- 座りすぎアラーム
ちなみに、「AMAZFIT」単体では通信ができないので、SNSの通知を受ける場合にはスマホとBluetooth接続が必要です。歩数計などはスマホのアプリを使って見ることができます。
このへんの「Excelvan I5 Plus」でもできることはあらかたできます。
ここからは個人的に気に入った機能について詳しく書いていきます。
液晶が見やすくて便利
以前の「Excelvan I5 Plus」はスポーツするときには使いやすかったのですが、時計としての機能を考えると液晶が弱くてあまり普段使いできるものではありませんでした。
一方、「AMAZFIT」はかなり液晶がキレイに写っていて、明るいところでも暗いところでも見えにくいということはありません。液晶のオンオフは設定によって変えられて、ずっと点けておくこともできますし、タップしたときだけ点けることもできます。自分はオートといって、普段が弱く点いていて手首を向けた時には強く点くような設定で使っています。
弱く点いている状態でも十分に見えるので、時計として十分な機能を果たしてくれます。写真ではあまりきれいに写っていませんが、これは自分の写真の撮り方が下手なだけです。
3日間の連続使用も可能
液晶が優秀ということで、気になるのが電池の消費度合いですが、2~3時間の充電で3日間連続使用ができました。
使用の仕方によっては電池の減りが激しいことはあるとは思いますが、Apple Watchのように毎日充電が必要というものではありません。スマホのアプリを使って液晶の待ち受けを変えることができ、電池残量を表示するものもあります。
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ちなみに、Apple Watchは5万円弱します。
音楽が聴ける
ここが以前の「Excelvan I5 Plus」と大きく違うところです。
「AMAZFIT」は約2.5GBのストレージがありUSB経由で音楽ファイルを入れることができます。Bluetoothイヤホンなどを接続すれば音楽を聞くことができます。スマホを持ち歩かなくても、時計とイヤホンさえ持って出れば音楽を聴きながらランニングをすることができます。
音楽を聴きたいがためにスマホをポケットに入れて落下させたのはなかなかトラウマで、この機能にかなり惹かれて購入しました。
また別にレビュー記事を書こうと思っているのですが、完全独立型のBluetoothイヤホン「TKW-2」も同時に買ったので、かなりストレスフリーでランニングをすることができます。
ただ、少し予想外だったのは選曲ができない点です。
流れている曲名の表示はできますが、アルバムの表示などはできずランダム的に流れます。そのあたりはちょっと残念ですが、そんなにたくさん曲数入れるわけではないですし、走りながら選曲することはできないので、そこまで気になってはないです。
スポーツモード
ランニングやウォーキング、自転車ツーリングなどをするときにはスポーツモードというのを設定します。これにすると、随時移動距離や時間、ペース、心拍数などを表示してくれます。
記録はスマホを経由してStravaというサイトに記録することができます。心拍数の推移など一部は有料ですが、そのほか自分が走ったコースなども地図で確認することができます。
もう、これ、ほぼガーミンみたいなものです。
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これ単体では通信はできないので、スマホとBluetooth接続していなければSNSの通知は来ません。ただ、GPSは使えるので、走っている最中に走っているコースを見ることができます。
ただ、地図はありません。あくまで東西南北の方位だけですが、スタート位置がどの方角にあるのかわかるので、それを頼りに帰ってくることができます。あと、心拍数も測っているので、調子乗って心拍数を一気に上げてしまうとアラートしてくれます。
ランニングに関してはそこまでヘビーユーザーではないので、詳しいことはわかりませんが、個人的に必要な機能はほぼ満たしていると思います。
まとめ
使って1週間ぐらいですが、いまのところ不満に思うところはほぼないです。
敢えて挙げるとすれば、睡眠記録を取るために寝る時も着けておかなければいけないときに邪魔ということぐらいでしょうか。これは睡眠記録をおこなうトラッカーすべてに共通することなので今のところは我慢できています。
あとは、過去Xiaomiは個人情報を漏洩させていた過去があるので、それをどう取るかでしょうか。そこさえ気にならなければかなり使い勝手のいいスマートウォッチだと思います。
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ということで、「AMAZFIT」のレビューでした。